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クロアチア、EURO失格は免れる…罰金1200万円

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 欧州サッカー連盟(UEFA)は20日、EURO2016に参戦しているクロアチア代表に対し、10万ユーロ(約1200万円)の罰金処分を科したことを発表した。

 クロアチアは17日に行ったチェコ戦の終盤、サポーターによる発煙筒うや爆竹の投げ込み行為によって、試合中断を余儀なくされた。中断前の時点では1点をリードしていたクロアチアだが、再開後に同点弾を浴び、同試合を2-2で引き分けた。

 試合後、クロアチアのアンテ・チャチッチ監督は「彼らはスポーツにおけるテロリストだ」と激怒。MFイバン・ペリシッチも「こういう人たちの振る舞いは理解できない」と暴徒化したサポーターに苦言を呈していた。

 クロアチアはEURO予選でもピッチに卍マークを描く等した人種差別行為を行ったとして、UEFAから処分を受けていた。加えて本大会でも起こした不祥事に、失格となることも懸念されていたが、最悪の事態は免れた形だ。

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