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G大阪MF遠藤、第1S覇者撃破に「年間の差を詰めるチャンスだった」

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[7.2 J1第2ステージ第1節 鹿島 1-3 G大阪 カシマ]

 ガンバ大阪MF遠藤保仁は正確なプレースキックで2得点を演出し、チームを逆転勝利へと導いた。

 前半23分に鹿島に先制を許したG大阪だったが、同26分にMF大森晃太郎のゴールで試合を振り出しに戻すと、後半15分に遠藤の蹴り出したCKをMF今野泰幸がヘディングシュートで叩き込んで逆転に成功。さらに同28分には、またもや遠藤のCKから今度はDF金正也がヘディングで合わせてネットを揺らし、ダメ押しゴールを記録した。

「僕は良いボールを蹴るだけ。中の入りが良かったと思うし、今野も金もうまく合わせてくれた。セットプレーで決められたのは、拮抗した試合では重要な役割を持つと思う」。チームはそのまま逃げ切って3-1の逆転勝利を収め、第2S初戦を白星で飾った。

 第1ステージでは7勝3分7敗の勝ち点24で6位に終わった。特に開幕戦で鹿島に0-1で敗れると、第9節までに5敗を喫したこともあり、遠藤自身は「第1Sは最初の方で勝ち点を失い過ぎた」と振り返る。

 第1S覇者の鹿島との対戦に「上位との年間の(勝ち点)差を詰めるチャンスだと思っていた」と語ると、「第2Sの優勝を掲げるという中では、初戦を取れたのは良いこと。ただ、結局はトータルの勝ち点なので、良い流れも次につなげていきたい」と第2ステージでの巻き返しを誓う。

(取材・文 折戸岳彦)
●[J1]第2ステージ第1節 スコア速報

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