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アーセナルに旅立つ浅野の広島ラストマッチはドロー…横浜FMが第2S単独首位に

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[7.17 J1第2ステージ第4節 広島2-2横浜FM Eスタ]

 アーセナルに移籍するサンフレッチェ広島FW浅野拓磨のラストマッチに25845人が駆け付けた一戦は、2-2で引き分けに終わった。勝ち点1獲得にとどまったが、横浜F・マリノスが第2ステージ単独首位に浮上した。

 最初に決定機を迎えたのは広島だった。前半7分、左サイドからMF清水航平が仕掛け、PA左から左足シュート。相手DFのクリアボールをMF丸谷拓也がゴール正面から右足ミドルもGK榎本哲也に防がれる。さらに同29分には、MF浅野拓磨とFWピーター・ウタカのパス交換から中央突破を試みるが、シュートまで持ち込むことはできなかった。

 MF中村俊輔が第2ステージ初先発となった横浜FMは前半31分、その中村の左CKからニアに勢いよく飛び込んだDFファビオが強烈なヘディングシュートを叩き込み、先制点。同38分にはDF塩谷司のバックパスに反応したMFマルティノスが右足シュートを放つが、至近距離でGK林卓人に防がれた。

 1点を追う広島は、マルティノスの左足シュートをGK林がファインセーブでピンチを逃れると、後半9分、右サイドからのクロスをMF柴崎晃誠がヘッドで落とし、ウタカが右足シュート。枠を捉えていたが、GK榎本の好セーブに遭う。同12分には浅野が持ち味のスピードをいかして、ドリブルでボールを持ち運ぶ。そのままPA内に進入した浅野が右足シュートを放つも、GK榎本にキャッチされてしまう。

 広島は後半14分にMFミキッチとFW佐藤寿人を投入。さらに同33分にウタカを下げてFW皆川佑介を入れると、森保一監督の交代策が奏功する。同36分、PA右でミキッチが粘って上げたクロスを皆川がヘッドで押し込み、同点。さらに同38分、右サイドからミキッチが入れたクロスに浅野が反応。合わせることはできなかったが、GK榎本が弾いたボールを佐藤が右足で押し込み、2-1と一気に逆転に成功した。佐藤はJ1通算160得点とした。

 しかし、ここまで第2ステージ3連勝中の横浜FMもあきらめない。後半43分、右サイドからDF小林祐三が上げたクロスをFW伊藤翔が豪快にヘディングシュートを叩き込み、2-2と同点に追いつく。お互いに最後まで勝ち越しゴールを狙ったが、試合はそのまま引き分けに終わった。

●[J1]第2ステージ第4節 スコア速報

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