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車屋J初ゴールに小林悠はクラブ新の6戦連発!第2S&年間首位の川崎Fは15戦無敗に

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[7.30 J1第2ステージ第6節 湘南2-3川崎F BMWス]

 第2ステージ&年間首位の川崎フロンターレはアウェーで湘南ベルマーレと対戦し、3-2で競り勝った。DF車屋紳太郎がJ1初ゴールを決めるなど1得点1アシストを記録。FW小林悠もクラブ新記録となる6試合連続ゴールをマークした。これで2連勝となり、15試合負けなし(11勝4分)。第2ステージ首位&年間勝ち点1位の座をキープした。

 川崎Fは前半13分、MF中村憲剛の右足ミドルが左ポストを直撃。同16分にはMF橋本晃司の直接FKがクロスバーに阻まれた。立て続けの好機を生かせず、その後は湘南にチャンスをつくられる場面もあったが、前半32分、車屋が1対1から“裏街道”でMF藤田征也を抜き去り、自ら左足でフィニッシュ。プロ3年目で待望のJ1初ゴールが決まり、先制に成功した。

 1点リードで折り返した後半開始早々の3分には中村のスルーパスを受けた車屋が再び藤田との1対1から縦に仕掛け、ゴール前にクロス。グラウンダーの折り返しをFW大久保嘉人が押し込み、2-0と突き放した。大久保は4試合ぶり今季13ゴール目。優位な試合展開に持ち込むと、小林がクラブ記録を塗り替えた。

 後半15分、橋本の右CKをヘディングで叩き付け、6試合連続ゴールを達成。05年にFWジュニーニョが記録した5試合連続ゴールを上回るクラブ新記録を樹立し、左手に右手の人差し指を重ねて「6」を誇示するゴールパフォーマンスも披露した。

 湘南も直後の後半18分、途中出場のFW長谷川アーリアジャスールのスルーパスから同じく途中出場のFW大竹洋平が左足で1点を返す。同32分には大竹の左FKにDFアンドレ・バイアが頭で合わせたが、惜しくもクロスバーを叩いた。

 それでも気落ちすることなく、最後まであきらめない湘南は後半45分、大竹の左FKから今度こそアンドレ・バイアが打点の高いヘディングシュートでゴールネットを揺らし、2-3。1点差に詰め寄り、後半アディショナルタイムの6分間でも猛攻を見せたが、あと一歩及ばず、4連敗となった。

 川崎Fの車屋は試合後のインタビューで「50試合ぐらい出ていて(この日が53試合目)、1点も取っていなかったので、1点を取りたかったし、それが勝利につながったのでよかった」と、Jリーグ初ゴールを素直に喜ぶと、得点の形については「あそこの勝負は練習でも意識してやっているので、積極的に仕掛けた結果が得点につながったと思う」と胸を張った。

●[J1]第2ステージ第6節 スコア速報

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