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自身の記念試合に感謝するルーニー「誇らしい瞬間だった」

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 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーは3日、ユナイテッドでの12年の功績を称えられ、古巣エバートンとの記念試合に臨んだ。試合はスコアレスドローに終わったものの、ルーニーは「誇らしい瞬間だった」と充実感を表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 自身の記念試合にキャプテンとして先発出場したルーニーは、ゲーム前に他の選手たちが作った花道を3人の子供たちとともに歩き、ピッチに入場。「僕のキャリアにとって誇らしい瞬間で、感傷的になる瞬間だった。家族や、この12年間に自分をサポートし続けてくれているファンの皆と共有できて嬉しいよ。皆のサポートには、本当に感謝しているんだ」と語った。

 喜びを感じながらも、ルーニーは自分だけのための試合ということに違和感を覚えたという。「サッカーはチームで戦う競技だから、試合前に注目されたことを不思議に感じた。試合が始まってからは普段通りになったから安心したよ。チームメートとプレーできたしね」と振り返った。

 ルーニーは後半開始から5分後にFWマーカス・ラッシュフォードと交代。ピッチを離れる際にはオールド・トラフォードに詰めかけたファン全員がスタンディングオベーションでユナイテッドのキャプテンを称え、ルーニーも手を振ってスタンドからの声援に応えた。

「これは今日だけの試合だから、感謝しないといけない。もう起こらないことだからね。僕はユナイテッドで経験した多くの瞬間が記憶に残っている。これからも、もっと記憶に残る瞬間を得られればと思うよ」。ユナイテッドで多くの栄光を勝ち取ってきたルーニーにとっての“最高の瞬間”はまだまだ先にあるに違いない。

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