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長沢AT弾でG大阪、相性悪い鳥栖に逆転勝ち

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[8.6 J1第2ステージ第7節 G大阪2-1鳥栖 吹田S]

 ガンバ大阪がホームでサガン鳥栖を2-1で下した。G大阪としてはこれまで、鳥栖は1勝1分5敗と苦手としていた相手だったが、後半アディショナルタイムにFW長沢駿が決めた劇的ゴールで逆転勝ちした。鳥栖に第2ステージ初黒星をつけたG大阪は、ステージ勝ち点14で鳥栖に並んだ。

 G大阪が劇的勝利を飾った。後半14分にDF丹羽大輝のPKによって与えたPKをFW豊田陽平に決められ先制を許したG大阪。豊田は5年連続の2桁得点達成となった。

 しかしG大阪は直後の後半16分、MFアデミウソンがエリア内右でテクニカルな突破を見せると、クロスボールからDF藤田優人のオウンゴールを誘発。同点に追いつくと、迎えた後半アディショナルタイム2分、左サイドから途中出場のMF大森晃太郎がクロスを上げると、こちらも途中出場のFW長沢駿が頭で飛び込み、歓喜の瞬間を呼び込んだ。

 長沢は吹田スタジアム初ゴール。「このスタジアムで初めてのゴールだったので、非常に気持ちよかったです」。前節は先発しながらも前半のみで途中交代だったことが、発奮材料になったと話したヒーローは、「これで満足せず、もっと上を目指さないといけない。素晴らしいサポーターがいるので、皆さんと戦っていきたい」と更なる活躍を誓った。

 長谷川健太監督の交代策が当たっての勝利にもなった。ただ、今季2度目の先発も不発に終わったルーキーFW呉屋大翔については、「練習で調子が上がっていた。そろそろ期待をして起用した。最初はなかなかボールが落ち着かなかったが、徐々にシュートを打つ場面も出てきた。もっともっとやってほしい選手ですから、また次に期待をしたい」とケアを忘れなかった。


●[J1]第2ステージ第7節 スコア速報

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