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ネイマールが鮮やかFKで今大会初ゴール! 1G1Aでブラジルを4強に導く

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[8.13 リオ五輪準々決勝 ブラジル2-0コロンビア]

 リオデジャネイロ五輪の男子サッカー競技は13日、準々決勝を行った。開催国のブラジル代表は、コロンビア代表と対戦し、2-0で勝利。17日の準決勝ではホンジュラス代表と対戦する。

 南米対決らしく立ち上がりから球際で激しい展開となった一戦。前半10分にはFWネイマールが倒されたことから両チームが乱闘寸前となったが、試合は直後に動いた。このファウルでFKを獲得したブラジルは、ゴールから約30メートルの位置からネイマールが右足で直接狙う。壁の隙間を抜けたシュートは弧を描きながらゴール左隅に吸い込まれ、1-0。ブラジルがネイマールの今大会初ゴールで先制に成功した。

 さらに試合は荒れる。前半38分、ネイマールが再びファウルを受けると、直後にネイマールが後方からMFアンドレス・ロアの足を引っかけて倒してしまう。これがベンチ前だったということもあり、両チームのスタッフやベンチメンバーもピッチに飛び出す荒れた展開となり、前半は5枚のイエロカードが乱れ飛んだ。

 1点ビハインドのコロンビアは後半開始から2人を入れ替え、MFセバスティアン・ペレスとFWミゲル・ボルハを投入。後半6分にはM・ボルハとFWドルラン・パボンが立て続けにシュートを放ったが、GKウェベルトンにファインセーブに遭い、なかなかゴールネットを揺らすことができない。

 耐える時間帯が続いたブラジルだったが、後半38分にネイマールからパスを受けたFWルアンがPA手前から狙いすました右足ミドルを突き刺し、2-0。そのままリードを守り抜いた過去3度の準優勝があるサッカー王国ブラジルが、地元開催の五輪で悲願の金メダル獲得にまた一歩前進した。

●リオデジャネイロ五輪特集

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