beacon

[CL]“恵みの雨”生かしたのはシティ! アグエロのハットなど4発でボルシアMG下し、ペップ就任後7戦7勝

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWセルヒオ・アグエロのハットトリックなどでシティがボルシアMG撃破

[9.14 欧州CLグループリーグ第1節 マンチェスター・C 4-0 ボルシアMG]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は14日、グループリーグ第1節2日目を行い、C組のマンチェスター・シティ(イングランド)はホームでボルシアMG(ドイツ)と対戦。13日の豪雨により、翌14日に延期となった一戦はシティが4-0で制した。これでジョゼップ・グアルディオラ監督の就任後、7戦7勝となった。

 シティは10日のプレミアリーグ第4節マンチェスター・ユナイテッド戦(2-1)からスタメン4人を変更。そのユナイテッド戦からプレミア3試合の出場停止処分を受けているFWセルヒオ・アグエロが1トップに入り、負傷明けのMFイルカイ・ギュンドアンが左のインサイドハーフで移籍後初出場を果たした。一方、ボルシアMGは10日のブンデスリーガ第2節フライブルク戦(1-3)から3人の先発メンバーを入れ替えて臨んだ。

 開始からシティがポゼッションで圧倒する中、前半8分にスコアが動く。左サイドからDFアレクサンダル・コラロフが低空クロスを送ると、マークを振り切ってニアに飛び込んだのはアグエロ。右足のインサイドキックで確実に押し込み、先制ゴールを挙げた。

 前半12分にはカウンターから右サイドのMFケビン・デ・ブライネがドリブルで駆け上がり、中央のアグエロにパス。アグエロはPA内左でフリーのギュンドガンへ冷静につなぐも、ギュンドガンが放った右足のダイレクトシュートはGKの好セーブに阻まれた。

 決定機を逃したギュンドガンだったが、前半27分にPA内で相手に倒され、PKを獲得する。同28分、キッカーのアグエロがGKの逆を突いて右足でゴール右に沈め、リードを2点に広げた。

 流れをつかめないボルシアMGは前半38分に早くも1枚目の交代カードを使う。MFクリストフ・クラマーに代え、MFユリアン・コルブをピッチへ。しかし、前半はそのままシティが2-0で折り返した。

 シティは後半もペースを落とさず、波状攻撃を展開。後半5分、右サイドの崩しからPA内中央でフリーのアグエロにボールがこぼれるも、右足のシュートは正面高くに飛んでしまい、GKにジャンプしながら弾かれた。

 後半28分にはスピードを生かして相手の背後を取ったMFラヒーム・スターリングがGKとの1対1を迎える。しかし、右足で放ったシュートはGKに当たり、枠を外れてしまった。

 前半のギュンドガンと同様に、スターリングも決定機を逃したあとに汚名返上のプレー。後半32分、カウンターから敵陣で縦パスを受けたスターリングは、左からトップスピードで攻め上がるアグエロに正確なスルーパスを通す。アグエロはDFの追走を受けつつもGKを軽くかわして左足で流し込み、ハットトリックを達成した。

 さらに後半アディショナルタイム1分、途中出場のMFレロイ・サネがPA内右から送ったパスを同じく途中出場のFWケレチ・イヘアナチョが中央で受け、左足でトドメの4点目をマーク。過密日程の中、1日遅れで開催された一戦は、シティの4-0の大勝に終わった。

●欧州CL16-17特集
●プレミアリーグ2016-17特集
●ブンデスリーガ2016-17特集

TOP