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MF泉澤が2発! 好調大宮、5得点のゴールラッシュで磐田を粉砕、4回戦進出

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[9.22 天皇杯3回戦 大宮5-0磐田 NACK]

 天皇杯は22日、各地で3回戦を行い、大宮アルディージャはホームでジュビロ磐田に5-0で快勝した。J1対決となった一戦は大宮が完勝し、4回戦進出を決めた。

 直近のJリーグ2試合で広島、川崎Fと上位陣を撃破した大宮が、勢いそのままにゴールを量産した。前半26分にFW清水慎太郎が自陣からドリブルで独走し、相手PA近くまで持ち上がると、マイナスに戻したパスに走り込んだMF泉澤仁が右足で流し込み、先制点を奪う。泉澤は前半40分にもカウンターからMFマテウスがスペースに出したパスに抜け出し、PA右から落ち着いてゴールを決めた。

 前半で2得点の活躍を見せた泉澤は試合後のインタビューで「アピールの場で勢いよく行こうと思っていた。ボールは来ると思っていたので、GKの逆を突くことだけを考えていた」と得点シーンを振り返った。前半を2点リードで折り返すと、後半に入っても大宮の勢いは止まらない。

 後半12分、左CKからMF大山啓輔がニアサイドに送ったボールをFWネイツ・ペチュニクがヘディングで流し込み、3-0。その1分後にも右サイドのDF渡部大輔が前線にクロスを供給し、走り込んだマテウスが倒れ込みながら豪快な右足ダイレクトボレーを決め、4-0に突き放した。さらに後半23分にも大山が落ち着いて相手DFをかわし、ミドルシュート5-0の大勝で4回戦に駒を進めた。

 3バックで守備を組み立てた磐田だが、裏のスペースを何度も突かれ、5失点と崩壊。試合途中で4バックに変更したが、時すでに遅く、3回戦敗退となった。

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