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名古屋が3か月ぶりに降格圏脱出!!「生きるか死ぬか」残り3戦へ

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福岡戦でハットトリックの活躍を見せたFW永井謙佑

[10.1 J1第2ステージ第14節 名古屋5-0福岡 パロ瑞穂]

 名古屋グランパスが約3か月ぶりに降格圏を脱出した。ホームでアビスパ福岡に5-0で大勝し、今季初の2連勝。この日、勝ち点1差で追う新潟は勝ったが、同2差の甲府が敗れたため、新潟が年間14位、名古屋が同15位にそれぞれ順位を上げ、甲府が年間16位と降格圏に転落した。

 7月9日の第2ステージ第2節・川崎F戦に0-3で敗れて16位に後退して以降、降格圏に沈んでいた名古屋が、4シーズンぶりの1試合5発大勝で残留圏に浮上した。ホームでは5月4日の横浜FM戦(3-1)以来、約5か月ぶりの白星。MF田口泰士は「やっとホームで勝てたのでホッとしている。どの試合もすごく重要だけど、特別、今日は大事だった」と、最下位・福岡相手の勝ち点3に安堵の表情を浮かべた。

 勝利の立役者はFW永井謙佑だ。自身Jリーグ初のハットトリックを達成したヒーローは試合後のインタビューで「生きるか死ぬかの展開なので、絶対に点を取ってやろうと思っていた。今シーズンは全然、点を取れていなかったので、こういう大事なときに点が取れてよかった」と胸を張った。

 残り3試合の相手は磐田、神戸、湘南。DF田中マルクス闘莉王の復帰後、4戦3勝と上昇気流にあるチームにとっては十分に勝機がありそうだ。田口は「残り全部、一つも落とせない。全部勝って、最後にみんなで笑って終われるようにがんばっていきたい」と表情を引き締めた。

●[J1]第2ステージ第14節 スコア速報

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