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JリーグとDAZNが2017シーズンの試合中継詳細を発表!カメラ増設や新番組の制作も

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 JリーグとPerformグループが20日、メディアブリーフィングを開催し、約1か月後に迫った新シーズンのJリーグ放送について説明した。

 今シーズンからJ1、J2、J3の全試合がPerformのスポーツ中継サービス『DAZN(ダ・ゾーン)』で放送されることが決まっている。DAZNがインターネットを基盤としたサービスであるため、中継方法やテレビでの視聴方法については注目が集まっていた。

■J1全試合でカメラ数を増設し臨場感溢れる試合中継を実現

 新シーズンのJリーグ放送では、J1全試合でスーパースローカメラを導入し、カメラ数も従来の6台から9台に増設。全試合で同じカメラ配置を施し、放送内容の統一化を保つ。各節の注目試合にはワイヤレスカメラも導入され、全16台と代表戦さながらのカメラ体制でよりスタジアムの臨場感が味わえる中継を制作していく。

 さらにJ1からJ3までの全試合はライブ中継されるほか、見逃し配信やハイライトも放送される。現在の見逃し配信の視聴期間は放送後30日までとなっているが、加入者からの要望が多ければ「90日から120日までの配信期間の延長」や「加入者限定で1年間視聴できるダウンロードサービス」も検討している。

 その他、Jリーグの全ゴールを1つのチャンネルで見れるコンテンツや、スタジアム観戦者のためのサービスを無料提供することも発表されたが、これらのサービスについてはスタジアムのWifi環境を整備する必要があることから、リーグ後半から展開される予定だ。

■DAZNはテレビのプロダクトである

 会見に出席した村井満チェアマンは「多くの方から『(従来の)テレビで視聴できるのか?』という問い合わせも数多く受ける」と明かしていた。

 テレビでの視聴方法について、Perform社のジェームズ・ラシュトンCEOは「DAZNはテレビのプロダクトだ」と強調し、新シーズンの放送開始までには日本の主要テレビメーカー全てでサポートされると明言した。

 DAZNはスマホやタブレット、PCのほか、スマートテレビで視聴が可能で、古い型式のテレビでもamazonのFire TV StickやGoogleのChromecast等のデバイスやゲーム機を活用することにより視聴することができると説明した。
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