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ついに3戦連続ベンチ外の細貝萌「大きな壁が目の前に…」今年は“変化”求める?

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3試合連続ベンチ外と厳しい立場に追い込まれているMF細貝萌

 シュツットガルトに所属するMF細貝萌が9日、自身のブログを更新。出場機会が減少し、直近3試合連続でメンバー外となった苦しい現状に「今また大きな壁が目の前に立ちはだかっています」と胸中を明かしている。

 4-1-4-1のフォーメーションを採用するシュツットガルトで、アンカーの定位置争いに挑んでいる細貝。シーズン序盤こそ継続した出場機会を得ていたが、負傷でチームを離れた期間にDFマティアス・ツィマーマンに先発の座を明け渡すと、復帰後もスタメンに戻ることはできなかった。

 1番手のツィマーマンが負傷離脱しても、細貝に出番は訪れなかった。代わりにアンカーに入ったのは20歳のスイス人MFアント・グルジッチ。第19節のデュッセルドルフ戦(2-0)から5試合連続で先発出場。チームも好調を維持し、中断明けは6戦負けなし(5勝1分)と単独首位を走っている。

 一方、細貝は直近の3試合連続でベンチ外に追い込まれている。最後に先発入りしたのは昨年12月20日の第17節W・キッカーズ戦(0-3)で、前半45分間の出場。10月15日の第9節ディナモ・ドレスデン戦(0-5)が最後のフル出場となっている。立場はどんどん厳しくなっているが、「どんな状況であろうと前進していきたい」と苦しい現状を乗り越える覚悟を綴っている。

「ここまで何度も何度も大きな壁が目の前に立ちはだかってきました。でも、自分なりに少しずつでも確実にここまで乗り越えてきたのもまた事実。今またその大きな壁が目の前に立ちはだかっています」

「壁」に直面としている現状を受け止めた細貝は「この状況を楽しみながら、強い意志を持って今年の目標である変化を常に求めていきたいと思っています!」と“変化”も示唆した上で、「まだ応援してくれてる方がたくさんいる。だから頑張れる。明日も笑顔で行ってきます!!」と続けている。

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