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コンテ、夏の補強について言及「ターゲットはサンチェスではない。必要なのは…」

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アントニオ・コンテ監督が補強について言及

 チェルシーアントニオ・コンテ監督は、クラブがFWアレクシス・サンチェスの獲得を狙っていると報じられた話題を避けたが、今夏の補強ポイントはチームを去った選手たちの穴埋めだと語っている。

 長年スタンフォード・ブリッジでプレーし、数々のタイトル獲得に貢献したDFブラニスラフ・イバノビッチ、MFジョン・オビ・ミケルとMFオスカルは、1月にロシアと中国へ活躍の場を移した。一方のサンチェスは、ロンドンの「勝者のメンタリティ」があるチームでプレーしたいと明言し、チェルシー移籍のうわさが過熱している。しかしコンテ監督は、チリ代表FWに関する話題を嫌い、冬に移籍した選手たちの穴埋めをすることが優先だと考えているようだ。

「他チームの選手について発言することは非常に敬意を欠いたことだ。彼は素晴らしい選手だ。それ以上のことを言う必要はない。他のクラブにいる選手に関して言及すれば、そのクラブやそこに在籍する他の選手、それに自分のチームの選手たちに対して失礼だ」

「今シーズン、チームは良いパフォーマンスを続けている。素晴らしいことに、全ての選手が120%の力でプレーしている。来シーズンに関して言えば、クラブと一緒に正しい補強ができるよう話をしたい。今よりも強いチーム作りを進めたいと思っている」

 さらにイタリア人指揮官は、来シーズンはチャンピオンズリーグも控えるため、夏の移籍市場で何人かの選手を獲得すると明言した。

「オビ・ミケル、イバノビッチ、オスカル、彼らはもういない。彼らはクラブに多くの勝利をもたらした。彼らはトッププレーヤーだったが、クラブは何かを変える必要があった。だから彼らに代わる新しい選手を補強しなければならない。イバノビッチやミケル、オスカルと作り上げたように次は新しい選手たちとチームを作らなければならない」

「そして一番重要なことはプレミアリーグで勝ち続けることだ。シーズンが終われば、クラブと話をして、適切な方法でチームを改善したい。だが、現状を見る限りほとんど問題がないと思っている。大きな野望を持ったクラブの監督として働け、とても幸せだ」


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