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徳島MF岩尾が意地の同点弾!ラストプレーで追いつき岐阜と勝ち点1を分け合う

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[5.13 J2第13節 徳島1-1岐阜 鳴門大塚]

 J2リーグは13日、第13節を各地で行った。徳島ヴォルティスFC岐阜の一戦は1-1で引き分けに終わった。

 DF馬渡和彰が出場停止から復帰した徳島は前半8分、MF前川大河が出したパスからFW渡大生が右足ダイレクトで狙うもGKビクトルが好セーブ。29分には、PA手前あたりでの流れるようなパスワークから最後は馬渡が右足シュートも枠上に外れ、40分にも決定機が訪れたが、左クロスのこぼれ球からMF杉本太郎が狙いすましたシュートを放つが、ボール1個分ゴール右に外れ、チャンスを生かせなかった。

 対する岐阜は前半20分、MFシシーニョの浮き球パスから9試合ぶり先発起用のFW風間宏矢が右足ボレーもクロスバーを越えていく。33分には、DF大本祐槻が右サイドからカットインすると、風間とのワンツーから左足を振り抜くが、枠に飛ばすことができず、前半をスコアレスで折り返す。

 互いにハーフタイムの交代なしで迎えた後半。徳島は3分、PA左で馬渡がドリブルで仕掛け、中央に切れ込んで右足シュートを放つが、GKビクトルのファインセーブに遭う。12分には、敵陣中央でボールを受けたMFカルリーニョスが遠い位置から左足で強烈なシュートも、GKビクトルの横っ飛びセーブに阻まれ、GKビクトルの牙城を崩すことができない。

 チャンスを多く作りながらも1点が遠い徳島。後半22分、左サイドからカルリーニョスが上げたクロスを杉本が胸トラップから右足シュートもゴール上に外れる。直後の23分には、バックパスにプレッシャーをかけ、GKビクトルが出したパスに反応したMF島屋八徳がダイレクトでシュートを放つが、至近距離でGKビクトルのファインセーブに阻まれた。

 徳島が再三のチャンスを決めきれずにいると、岐阜が試合を大きく動かす。後半38分、左サイドからFW古橋亨梧が折り返したボールは相手にカットされたが、こぼれ球をPA左からMF永島悠史が左足シュート。これがGK梶川裕嗣の手を弾いてゴールに吸い込まれ、岐阜が先制する。直後にDF阿部正紀を入れて逃げ切りを図った。

 試合はそのまま終了かと思われたが、ラストプレーで徳島が追いつく。後半アディショナルタイム4分、右サイドから折り返したボールのこぼれ球をMF岩尾憲が左足で押し込み、1-1で同点。徳島が土壇場で勝ち点1を掴み取った。


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