アーセナルは31日、アーセン・ベンゲル監督(67)との契約を2年延長することで合意したとクラブ公式サイトで発表した。

　ベンゲル監督は1996年にアーセナルの指揮官に就任。21年目の今季はプレミアリーグ5位に終わり、就任後初めてUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の出場権を逃していた。ベンゲル監督に対してはシーズン中からサポーターによる解任要求が強まっており、ついに長期政権に終止符が打たれるのではないかとも噂されたが、27日に行われたFA杯決勝でチェルシーを下して2年ぶり13度目のFA杯優勝を達成。ベンゲル監督自身、2004年を最後に遠ざかっていたタイトルを手にしていた。

　今回の契約延長に際して指揮官は「私はこのクラブが大好きで、楽観と興奮をもって未来を楽しみにしているよ。私たちはどのようにしてうまく、そして強くなっていくかに視線を向けている。この強力な選手たちのグループに、いくつかの補強を加えることで、私たちはさらに成功を収めることができるだろう」とコメントしている。

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