beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

前日の痛恨ミス取り戻すため、走って、戦ったU-17日本代表MF福岡主将。右SHで強み発揮して勝利貢献

このエントリーをはてなブックマークに追加

走って、戦って勝利に貢献したU-17日本代表MF福岡慎平主将

[7.16 国際ユースin新潟第2戦 U-17日本代表 1-0 U-17メキシコ代表 五十公野陸上競技場]

 誰よりもU-17メキシコ代表からの勝利を欲していた。U-17日本代表の主将を務めるMF福岡慎平(京都U-18)は前日15日のU-17クロアチア代表戦で失点に繋がるミスパス。その後、ボランチ、右SHの位置で必死に走り回っていたが、チームは1-1で引き分ける結果となっていた。大きなミスによって勝ち点を失ったことに対する自責の念。昨晩からメキシコ戦で誰より走って、結果を残すことで取り戻すことを考えていたという主将が、チームの牽引役となって強豪からの白星をもたらした。

「昨日やってはいけない失点をしてしまって、昨日の夜、どういう気持ちで次の試合に臨もうかなと考えていたんですけど、走るところとか、結果を残すところでチームに貢献するしかないと思っていたので、(ゴールという)結果は残せなかったですけれども、走ってチームに貢献できたかなと思います」

 右SHとして先発した福岡は右サイドでアップダウンを連発。競り負けるシーンもあったものの、空回りしてもいいくらいの姿勢で走り回ったMFは試合が進むに連れて徐々にパスワーク、チャンスに絡む回数も増やしていった。後半には右スローインからFW中村敬斗(三菱養和SCユース)の落としを左足シュート。決定的なシーンで決めることができなかったことを猛省していたが、森山佳郎監督が「精力的にアップダウンできる」と評する強みをしっかりと発揮し、守備でも奮闘するなど勝利に大きく貢献した。

 本職はボランチで代表チームでは右SHも務めてきた福岡。MF平川怜(FC東京U-18)らボランチのタレントが豊富な中で今後も比較的層の薄いSHで起用される機会が増えそうだ。この日、京都U-18の先輩に当たる日本代表FW久保裕也のプレーをイメージし、事前に意見交換していた右SBの池高暢希(浦和ユース)と良い連係を見せていた福岡は、自身も納得の行くプレー。今後も、ボールに多く絡むことのできるボランチ、武器であるスプリント力を活かせる右SHのどちらのポジションでもチームに貢献していくことを誓っていた。

「右SHは攻・守に運動量が豊富なので、(今日は)そこで本当に僕の運動量で見せつけられたんじゃないかなと思っています。新潟戦はどこで出るか分からないですけれども自分が出たポジションで100パーセントを発揮していきたい。新潟国際で優勝していい形でチェコ(遠征)、直前合宿へ持って行きたかったので、昨日本当に勝ちたかったんですけれども自分のミスでああいう形になってしまったので、今日勝って、明日も勝って内容も良く勝って行けたらいいと思います」
 
 勝利した一方でチーム、個人の課題として感じたのはゴール前の精度の部分だ。「もっともっと磨いていかないといけないし、チームに帰ってからも意識してやらないといけないと思ったので、きょうのミーティングからラストの質のところをもっとやらなければいけないと、僕達自身が話して、次の新潟戦であったり、チェコの遠征で合わせて行けたらワールドカップでも上に行けると思うのでしっかり合わせていきたいと思います」。この日、自身のミスを払拭する勝利を果たした主将が、よりU-17代表がレベルアップするためにピッチ内外で行動し、また結果に繋げる。

(取材・文 吉田太郎)



TOP