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[MOM2176]市立船橋FW福元友哉(3年)_点取る感覚掴み、3戦4発。次戦は仲間に託し、決勝での爆発誓う

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市立船橋高FW福元友哉はチームを準決勝へ導く2発

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.2 総体準々決勝 関東一高 1-2 市立船橋高 ひとめぼれスタジアム宮城]

 2つのゴールで市立船橋高を準決勝へ導いたFW福元友哉(3年)は応援してくれた仲間たちとともに勝利を喜んだ試合後、複雑な表情を見せていた。 

 相手の心を折るようなダメ押し点を奪うことができなかったこと、そして後半17分に受けた今大会2度目の警告によって準決勝で出場停止になってしまったことに責任を感じていた。

 準決勝は仲間を信じてサポートするだけ。「準決勝は仲間信じて、決勝行ったら自分がチームを勝たせるくらいの動きをしてしっかりチームに貢献したいです」と希望をチームメートたちに託していた。

 今大会は3戦連発の4ゴール。高校年代最高峰のリーグ戦、プレミアリーグEASTではスピードとテクニック、そして高さも活かして、1対1の局面やチャンスメークする部分などでインパクトあるプレーを見せていたが、得点数はゼロ。ストライカーとして結果を残すことができていなかった。

 だが、「ここへ走ったら来るなと言うイメージは付いてきている。あとはしっかり自分が合わせることをやっていけば入る」と自信を掴んできているFWはこの日、0-0で迎えた後半3分にU-19日本代表左SB杉山弾斗主将(3年)の左クロスを「身体のどこかで触れたら事故が起こると思って触れた」と身体を投げ出しながら右足で合わせて先制ゴールを奪う。

 直後にもFW松尾勇佑(2年)の左クロスに対して巧みに軸足を抜くような形で合わせて連続ゴール。相手に一瞬できた隙を逃さずに2点のリードをもたらした。DFの背後を狙って動き出してスペースをつくり出し、正確なポストワーク、そして一人でプレッシャーをかけてボールを奪い切る力もある福元は今や、市船にとって欠かせない存在。「元々才能があって期待し続けてきていた。結果がついてきた」(朝岡隆藏監督)というFWは得点を重ねることによってエースとして一本立ちした。

 チームメートの杉山は福元について「友哉に当てれば収められるし、仲間も信じて走り出せる。そこから攻撃が始められるのは間違いない。そのプレーをいつもよりは多くできているので流れに乗れていると思う」と分析。プレミアリーグに比べて、攻撃に上手く関わって、自分自身のリズムを生み出せていることもゴール連発に繋がっているようだ。

「インハイで成長していかないといけない」と誓って大会に臨んでいる福元。決勝を経験し、厳しい試合の中でゴールを決める選手に成長することができるか。準決勝では仲間たちを信じてその機会を待つ。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2017



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