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狙いは逆転得点王と日本一の2冠?流経大柏CB関川が得点ランク首位・前橋育英CB榎本封じ目指す

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流通経済大柏高のU-17日本代表CB関川郁万(右)が長崎総合科学大附高のU-19日本代表FW安藤瑞季にスライディングタックル

[8.2 総体準々決勝 流通経済大柏高 2-1 長崎総合科学大附高 ひとめぼれスタジアム宮城]

 流通経済大柏高のU-17日本代表CB関川郁万(2年)が今大会得点ランキング首位の前橋育英高FW榎本樹(2年)封じを誓った。

 長崎総合科学大附高戦ではU-19日本代表FW安藤瑞季(3年)とマッチアップ。高さを活かして制空権を握っていたものの、身体を前に入れられてボールを収められ、相手の力強い突破に苦戦した。ファウルで止めるしかないようなシーンも。「(試合には勝ったが)自分が安藤瑞季選手に勝てないと日本一って無理だと思うので。課題残りました」と首を振っていた。

 3回戦の市立長野高戦ではCBながらハットトリックを達成。この日もセットプレーからヘディングシュートを放つシーンはあったが、決めることができなかった。今大会初失点も喫したことから、「きょうの試合とか助けられたんで、今度は自分が守って、点決めて貢献したいと思います」と前橋育英高との準決勝では攻守に活躍してチームの勝利に貢献するつもりでいる。

 前橋育英戦では今大会5得点を挙げて得点ランキングトップの長身FW榎本とマッチアップすることが濃厚。今大会3得点の関川は相手を無得点に封じ、自身がゴールを決めて得点王と日本一の両取りを密かに狙っている。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2017

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