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交代出場のMF熊澤が劇的V弾!流経大柏が9年ぶりとなる夏の全国制覇!

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流通経済大柏高が2回目となる夏の全国制覇を果たした

[8.4 総体決勝 流通経済大柏高 1-0 日大藤沢高 ユアスタ]

 流経大柏が夏の高校日本一に輝く! 平成29年度全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体2017」サッカー競技(宮城)決勝が4日午後、ユアテックスタジアム仙台で開催され、昨年度準優勝校の流通経済大柏高(千葉1)と初の決勝進出を果たした日大藤沢高(神奈川2)が激突。流経大柏が交代出場MF熊澤和希(2年)の決勝点によって1-0で勝ち、9年ぶり2回目、夏は初となる単独優勝を果たした。

 市立船橋高と両校優勝した08年以来2度目、初の単独優勝を目指す流経大柏は4-5-1システム。GKは薄井覇斗(3年)で4バックは右SB三本木達哉(3年)、CB瀬戸山俊(3年)、準決勝決勝点のU-17日本代表CB関川郁万(2年)、左近藤立都(3年)。中盤は主将のMF宮本優太(3年)とMF宮本泰晟(3年)のダブルボランチで右MFが加藤蓮(3年)、左MFが石川貴登(3年)、トップ下に10番のMF菊地泰智(3年)が入り、1トップは後藤大輝(3年)が務めた。

 一方、過去最高成績だったベスト8を越えて初のベスト4、そして準決勝で前回優勝校の市立船橋を破って初の決勝進出を果たした日大藤沢は4-3-3システム。GKは竹内暢希(3年)で4バックは右SB櫻井風我(2年)、CB竹繁颯音(3年)、主将のCB安松元気(3年)、左SB中村翔輝(3年)。中盤は梶山かえで(2年)と小屋原尚希(3年)のダブルボランチでトップ下が植村洋斗(1年)。3トップは右FW桐蒼太(3年)、CF柏木純(3年)、左FW比留間輝(2年)が並んだ。

 立ち上がりは流経大柏の出足が良く、球際の攻防でも強さを発揮する。菊地が一人でボールを奪いきって前進したほか、宮本泰が混戦の中で体を張ってマイボールにするなど流れを呼び込む。そして6分には左サイドからカットインした石川が右足シュート。その後も高い技術を見せる菊地を中心に攻め、セットプレーから先制点を狙った。

 だが、日大藤沢の守りは安松を中心に堅い。しっかりと最終ラインで跳ね返すとセカンドボールを良く収め、徐々にボールを保持して動かす時間を増やしていく。関川とマッチアップした柏木が前線で健闘。そして正確なキックを見せる梶山からのボールが、積極的にサイドを駆け上がる中村や竹内へ入る。前半半ば以降はむしろ日大藤沢が押し込む時間を増やしていた。

 流経大柏は29分に早くも1トップを後藤から近藤潤(3年)へチェンジ。流れの悪い時間帯だったが、セットプレーからの連続シュートをPAでブロックするなど得点を許さずに前半を折り返した。

 流経大柏は後半開始から加藤に代えて、MF熊澤和希(2年)をトップ下に投入。菊地を左、石川を右サイドへ移した。後半も柏木や桐、比留間が推進力ある動きを見せていた日大藤沢がCK、FKの数を増やすなど流れ良く試合を進めていた。

 流経大柏は19分、三本木に代えて左MFに時岡寛拓(3年)を送り出す。そしてその時岡のシュートなどからCK、FKを増やす。対して、後半半ばはセットプレーを跳ね返す時間帯となっていた日大藤沢は24分、桐に代えてFWギブソン・マーロン(3年)を投入。だが、流経大柏は石川や時岡、熊澤の仕掛けが効果を発揮して押し込み続ける。

 日大藤沢は29分、比留間をFW三田野慧(3年)へスイッチ。だが、攻勢の止まらない流経大柏は31分、近藤立の左FKを近藤潤が折り返し、熊澤がコントロールから右足を振り抜く。決定的なシーンだったが、日大藤沢GK竹内がビッグセーブ。それでも、流経大柏は直後に先制点を奪う。

 石川の右ロングスローをニアサイドで胸トラップした熊澤がDFの前へ出て右足シュート。これがゴール左サイドネットへ突き刺さり、流経大柏がスコアを動かした。日大藤沢は33分、植村に代えて準決勝で劇的同点弾のMF菊地大智(3年)をピッチへ送り出す。

 流経大柏は負傷した熊澤に代えてFW安城和哉(3年)を投入。3分間のアディショナルタイムを走りきった流経大柏が、昨年準優勝の無念を乗り越えて日本一を勝ち取った。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2017

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