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試合に出続けたい…内田篤人がドイツ2部へ移籍「ウッシー頑張ってるなと思ってもらえるように」

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内田篤人がドイツ2部で完全復活を目指す

 シャルケは21日、DF内田篤人がドイツ2部のウニオン・ベルリンに完全移籍すると発表した。ウニオン・ベルリンの公式サイトによると、契約は2018年6月末までの1年間。背番号は「2」に決まった。内田は自身が所属するマネジメント会社を通じて今回の移籍の経緯について説明した。

 10年夏から7シーズンをシャルケで過ごした内田はブンデスリーガで通算104試合に出場したが、15年6月に右膝を手術した影響でここ2シーズンはリーグ戦出場の機会がなかった。昨年12月8日のELザルツブルク戦に途中出場し、約1年9か月ぶりの公式戦復帰を果たすも、その後は出場機会がなく、ドミニコ・テデスコ新監督が就任した今季も19日に行われたライプツィヒとの開幕戦はベンチ外となっていた。

 恩師イェンス・ケラーが率いるウニオン・ベルリンを新天地に選択した内田は、「突然ですが、ブンデスリーガ2部のウニオン・ベルリンに完全移籍することに『今』なりました」とファンに報告。

「2年間試合に絡んで無いイメージが強いですが、今年に入ってからは練習も普通に出来、プレシーズンでは数試合に出ました。シャルケに残る事も考えましたが、それよりも試合に出続けたい気持ちが上回りました」と移籍決断の理由を説明した。

 また、ケラー監督の存在も大きかったようで、「監督のイェンス・ケラーはシャルケで一緒にやったことがあり、とても良い監督です。その監督に誘われた期待に応えたいと思います」と語り、最後に「7年間所属したシャルケには感謝の気持ちでいっぱいですし、またプレーでウッシー頑張ってるなと思ってもらえるように、まずはウニオン・ベルリンの為にプレーに集中したいと思います」と、完全復活を期す29歳の右サイドバックは意気込んだ。


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