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[関西U-16~Groeien~]最終節に圧巻8発で得点王!注目FW森夢真の目標はプロ入りと四中工日本一

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G1リーグ得点王を獲得した四日市中央工高FW森夢真

 関西地域の強豪校が長期にわたるリーグ戦を通して、U-16選手の育成および指導者のレベルアップを図る「関西U-16~Groeien(育てる)~2017」は25日のリーグ戦全日程終了後に閉会式を行った。

 上位リーグに当たるG1リーグの得点王は四日市中央工高のFW森夢真が獲得した。森は、名門・四中工のAチームの一員としてインターハイ予選にも出場していた今大会注目のアタッカー。状態が徐々に上がってくる中で奈良育英高との最終節で8得点の固め打ち、得点数を12得点まで伸ばして掴んだ得点王について、「最後にこういう結果が出せたので良かったです」と結果を出したことを素直に喜んでいた。

 自分自身の特長について、森は「ボールを持った時」と分析する。中学時代から体幹の部分も意識して鍛えてきたというFWは当たり負けせず、抜群のキープ力を活かして相手選手を引きつけ、味方選手を活用。自ら得点を奪うだけでなく、アシストする力もある。

 父親が四中工出身で兄も同校に在学中。森の3年間での目標は初となる選手権での単独優勝だ。「(監督の樋口)士郎さんやコーチもいつも言っているんですけど、四中工は(選手権で)まだ単独優勝したことがないので、インターハイでも選手権でも単独優勝して将来はプロに行きたいです」と意気込む。

 そのために、「ボール持った時に自分が2人くらい簡単に剥がせる力をつけてシュートを決めて点を取りたいです」。17年の「関西U-16~Groeien(育てる)~」得点王は力を磨いて、四中工のエース、チームを勝たせる存在になる。

(取材・文 吉田太郎)
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