beacon

クロップ、バルサ移籍が噂されたフィリペ・コウチーニョの残留に「望んでいた状況になった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

リバプールMFフィリペ・コウチーニョユルゲン・クロップ監督

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、バルセロナ移籍が取り沙汰されていたMFフィリペ・コウチーニョの残留を喜んでいる。

 今夏、FWネイマールパリSGに売却したバルセロナは、代役としてコウチーニョの獲得を熱望。ブラジル代表MFもリバプールに移籍を懇願するなどスペイン行きを希望していたが、イングランドのクラブは徹底抗戦の構えを見せ、同選手の残留は決定した。一方、クロップ監督の古巣であるドルトムントは、1億500万ユーロ+ボーナスでFWウスマン・デンベレのバルセロナ移籍を決断している。

 2つのクラブを比較するように尋ねられたドイツ人指揮官は、『シュポルト1』で「我々には我々の立場があり、ドルトムントには彼らの立場がある。我々は望んでいた通りの状況になったが、ドルトムントは選手(デンベレ)の放出を決断した。だから2つのクラブを比べることはできない。しかし、我々には依然として非常に優れた選手がいる」とコウチーニョの引き留めに成功した喜びを語った。

 続けて「メディアが報じていることを全て信じるな。我々は誰しもがすべてのことを即座に把握できるジョージ・オーウェルの世界に生きているわけではない」とメディアが真実のすべてを伝えているわけではないと非難している。

 コウチーニョは、プレシーズンから背中の故障で離脱を余儀なくされていたが、W杯予選のエクアドル戦でゴールを挙げるなど、プレーできる状態に回復。9日にマンチェスター・シティとの大一番を控えるリバプールにとって司令塔の復帰は朗報となりそうだ。

●プレミアリーグ2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP