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代表デビューのチャンス待つ三浦「やってやろうという気持ちはある」

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DF三浦弦太にチャンスは訪れるか

 すでにW杯出場を決めた日本代表にとって、5日のW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦(ジッダ)は新戦力をテストするチャンスでもある。センターバックではDF三浦弦太(G大阪)とDF植田直通(鹿島)にまだA代表出場歴がなく、ここで経験を積ませることができれば、今後にもつながりそうだ。

 今年6月に初招集された三浦はここまで国際Aマッチ3試合にベンチ入り。8月31日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(2-0)も植田がベンチ外となったのに対し、三浦は23人のベンチ入りメンバーに名を連ねた。「自分としてもだいぶ日本代表に慣れてきた。やってやろうという気持ちは持っている」と気持ちを高ぶらせている。

 オーストラリア戦に2-0で勝ち、6大会連続6回目のW杯出場を決めたことで、今度はW杯メンバー23人に入るための新たな競争もスタートした。「W杯まで時間はあるけど、試合は少ない。練習や試合で自分を出していければ」。限られた代表活動の機会を無駄にするわけにはいかない。

 サウジアラビアについては「攻撃が強力で、いいパス、いいシュートを持った選手がいる。守備陣はより一層、集中力を持ってやらないといけない」と指摘。「対人面やスピードが自分の武器。そこを代表でも出していければ」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)

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