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M・ゴメス、後輩ベルナーを絶賛…独代表8戦6発の21歳は「圧倒的な存在となる」

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代表戦8戦6発のFWティモ・ベルナー

 ボルフスブルクに所属するドイツ代表のベテランFWマリオ・ゴメスは、ライプツィヒのFWティモ・ベルナーを絶賛した。「これからの10年間、ドイツの攻撃陣で圧倒的な存在となるだろう」との大きな期待を口にしている。

 4日にシュトゥットガルトで行われたロシアW杯欧州予選グループC第8節で、ドイツはノルウェーを6-0で粉砕。ベルナーはこの試合の21分、FWトーマス・ミュラーによるヒールパスを流し込むと、40分にはそのミュラーのクロスに頭を合わせて、チーム3点目、4点目をマークした。

 ヨアヒム・レーブ監督は66分にはベルナーを下げ、ゴメスを投入。ダメ押し弾を決めたそのゴメスだが、試合後には同じくシュトゥットガルト育ちであるベルナーのプレーについて次のように語った。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が伝えている。

「彼はこれからの10年間、ドイツの攻撃陣で圧倒的な存在となるだろう。今までどおりに続けていけば、おそらくヨーロッパでもそういう存在になれる。疑問の余地がない。彼はメンタルもしっかりしていて、プレーも素晴らしい」

「W杯では僕たちにこの調子のティモ・ベルナーが必要だ。世界王者になることを目指す際、彼はさらに成長しているだろう。それまでもう1年分の経験を積むことになるのだからね」

 21歳のベルナーは今年3月にA代表デビューを果たしてから8試合で早くも6ゴールを記録。今後の懸念材料と見られがちだったドイツ代表のFW陣だが、ついに最前線における課題を解消する若手選手が現れたと言えるかもしれない。

 なお昨年12月のシャルケ戦でのシミュレーションにより、ファンの反感を買ってしまった同選手だが、地元で行われたノルウェー戦での交代時には大きな拍手が送られた。

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