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為田&矢田の移籍後初ゴールで千葉が6試合ぶり勝利「まだまだチャンスはある」

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先制ゴールを決めたMF矢田旭がガッツポーズ

[9.16 J2第33節 千葉2-1水戸 フクアリ]

 J2リーグは16日、第33節を行い、ジェフユナイテッド千葉はホームで水戸ホーリーホックと対戦し、2-1で勝利した。千葉は6試合ぶりの白星で勝ち点を47に伸ばした。

 立ち上がりから千葉がボールを保持し、試合を優位に進めた。後半42分、MF為田大貴が左サイドを仕掛け、DFの間を通して鋭いクロスを入れると、走り込んだMF矢田旭が抑えのきいた左足ハーフボレーで射抜いた。

 矢田の移籍後初ゴールで均衡を破った千葉。前半アディショナルタイムにはMF町田也真人の絶妙な縦パスに抜け出したFWラリベイがGKとの1対1から左足で狙ったが、GK笠原昂史が至近距離でビッグセーブ。追加点とはならず、1-0で前半を折り返した。

 反撃に出る水戸は後半3分、DF福井諒司のロングフィード1本で完全に抜け出したFW前田大然が飛び出してきたGKをトラップでかわすと、体勢を崩しながら左足シュート。しかし、角度のない位置から放ったシュートはわずかにゴール右に外れ、絶好のチャンスを逸した。

 すると、再び流れを引き戻した千葉が追加点。後半5分、左サイドで町田からのスルーパスを受けた為田がカットインから右足を振り抜き、鮮やかにネットを揺らした。矢田に続き、為田もこれが移籍後初ゴール。今夏に加入した2人のアベック弾で2-0に突き放した。

 2点ビハインドとなった水戸は後半25分、FW清武功暉からGKへのバックパスを前田がカット。そのままドリブルで持ち込み、落ち着いて無人のゴールに流し込んだ。3試合連続、今季12得点目でエースが一矢報いたが、反撃もここまで。水戸は1-2で敗れ、5試合連続で未勝利となった(2分3敗)。

 試合後のインタビューで、1ゴール1アシストの活躍で6試合ぶりの勝利を呼び込んだ為田は「移籍してきてなかなか結果が出せず、悔しい思いもしたけど、腐らずにやってきてよかった」と安堵の表情。J1昇格に望みを残し、「まだまだチャンスはあると思うし、僕らも諦めていない」と、残り9試合での追い上げを誓った。

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