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湘南が虎の子の1点を守り抜く…最後まで攻め込んだ讃岐は8戦ぶりの黒星

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湘南が虎の子の1点を守り抜いた

[9.16 J2第33節 湘南1-0讃岐 BMWス]

 湘南ベルマーレはホームにカマタマーレ讃岐を迎え、1-0で逃げ切った。これで湘南は9試合負けなし(7勝2分)。一方の讃岐は、7月29日の第25節・大分戦以来、8試合ぶりの黒星を喫した。

 攻撃の柱であるMF山田直輝が出場停止の湘南。前半10分に決定機が訪れるも、MF杉岡大暉のクロスからフリーのFWジネイが放ったヘディングシュートは枠を外れてしまう。それでも湘南は32分、ショートコーナーから右サイドでパスを受けたDF奈良輪雄太が狙い澄ましたクロスを供給。これを相手と競り合いながらDFアンドレ・バイアが頭で合わせ、先制のゴールネットを揺らした。

 1点を追う讃岐は、7試合負けなしと好調をキープしているが、なかなかチャンスを作ることができず、苦しい試合展開。前半34分には、カウンターからFW原一樹がボールを運び、そのまま右足を振り抜く。遠い位置からの鋭いシュートはわずかにクロスバー上に外れ、前半のうちに追いつくことはできなかった。

 讃岐は後半開始からDF武田有祐に代えてDF長澤拓哉を入れる。後半3分、途中出場のMF高木和正のダイレクトクロスにFW馬場賢治がPA右に飛び込むも、右足シュートはわずかに枠を外れる。8分には、高い位置でボールを奪い、右サイドに開いてパスを受けた馬場がゴール前にスルーパスを入れるが、MF永田亮太の右足シュートは枠を捉えきれず、同点のチャンスを逃した。

 湘南は守備を固めつつ、チャンスと見るやカウンターを仕掛けていく。後半23分、左サイドでパスを受けたMF杉岡大暉が縦に仕掛けて、グラウンダーの鋭いクロスを供給。ニアにジネイが滑り込んだが、シュートは枠を捉えきれず。それでも交代カードでフレッシュな選手を送り出しつつ前半の1点を最後まで守り抜き、完封勝ち。湘南がJ1復帰へまた一歩前進した。

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