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イングランド女子代表監督が突如解任、過去の選手との「不適切行為」が問題視か

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イングランド女子代表監督の座を解任されたサンプソン氏

 イングランド女子代表のマーク・サンプソン監督(34)が解任された。英『ミラー』が報じている。前職において選手との間に「不適切で受け入れがたい行動があった」ことが原因だという。

 ブリストルのアカデミーに勤めていたサンプソン氏は、2013年からイングランド女子代表監督に就任。2015年カナダ女子W杯ではチームを3位まで導いていた。

 イングランドサッカー協会(FA)によると、2014年3月から同氏のブリストル時代における不適切な行為を指摘する訴えがあったにもかかわらず、FAが同監督の行動について詳細を把握したのは先週だという。

 FAは「監督が不適切で受け入れがたい行動を行ったことの具体的な証拠がある」としているが詳細については明らかにしていない。

 FAのマーティン・グレンCEOは「ブリストル時代のマークは、選手と監督というプロフェッショナルな関係を越えた振る舞いをしてしまった」とコメント。またグレッグ・クラーク会長も「監督は権力のある立場にある。その立場を悪用してはならない」と発言した。

 なお、2015年にイングランド代表監督候補にも挙がったサンプソン氏は「何も間違えたことはしていない」と否定しているという。

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