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ドルト強し!今季6戦目で初失点も6発大勝で首位キープ、香川途中出場

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今季初のハットトリックを達成したFWピエール・エメリク・オーバメヤン

[9.23 ブンデスリーガ第6節 ドルトムント6-1ボルシアMG]

 ブンデスリーガは23日、第6節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでボルシアMGと対戦し、6-1で圧勝した。前節のハンブルガーSV戦(3-0)で今季初先発初ゴールを記録した香川だが、この日は2試合ぶりのベンチスタート。5-0の後半19分から途中出場したが、2試合連続ゴールはならなかった。

 ドルトムントが前半から一方的な試合展開に持ち込んだ。序盤はボルシアMGにチャンスをつくられながらも、今季開幕5試合連続無失点の守備陣がGKロマン・ビュルキを中心にゴールを割らせない。

 すると前半28分、今季初先発となったMFユリアン・バイグルのスルーパスからFWピエール・エメリク・オーバメヤンが右サイドのスペースに飛び出し、倒れ込みながらもゴール前にクロス。これをMFマキシミリアン・フィリップが右足ボレーで捉え、先制点を奪った。

 前半38分には相手PA手前でボルシアMGのパスミスをMFマフムード・ダフードがカットし、左サイドをオーバーラップしてきたDFジェレミー・トルヤンに展開。トルヤンのマイナスのクロスを再びフィリップが左足でゴール左隅に叩き込んだ。

 フライブルクから今季加入したフィリップの2ゴールで2-0とリードを広げると、前半45分にもDFソクラティス・パパスタソプロスの長いスルーパスにフィリップが反応。PA内右に走り込んで中央に折り返し、オーバメヤンが右足で押し込んだ。

 前半だけで3-0と大量リードを奪ったドルトムントは後半に入っても攻撃の手を緩めない。後半4分、右後方からのMFマリオ・ゲッツェのFKにオーバメヤンが頭で合わせると、左ポストに当たった跳ね返りをオーバメヤンが自ら右足で押し込み、4-0。同17分には敵陣で相手のパスミスをカットし、ダフードの縦パスに抜け出したオーバメヤンがGKもかわして右足で無人のゴールに流し込んだ。

 今季初のハットトリックを達成したオーバメヤンは今季6試合で早くも通算8ゴール。FWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)の7ゴールを抜いて得点ランキングのトップに立った。ドルトムントは後半19分、最初のカードでMFクリスティアン・プリシッチを下げ、香川を投入。香川は右インサイドハーフに入り、ゲッツェが右ウイングにポジションを上げた。

 5-0と勝利を決定づけたドルトムントだったが、開幕から無失点を継続してきた堅守がついに破られる。後半21分、MFトルガン・アザールに突破を許し、折り返しをFWラース・シュティンドルに押し込まれた。今季初失点を喫し、クラブ記録を更新する6試合連続無失点はならなかったが、後半34分にバイグルが鮮やかな右足ミドルでダメ押しゴール。今季最多となる1試合6ゴールの大勝で3連勝を飾り、開幕から5勝1分の無敗と首位の座をキープした。

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