beacon

元イタリア代表FWが仰天エピソードを告白「ロッカールームでライフル銃を向けられた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

アマウリが仰天エピソードを告白

 NASL(北米サッカーリーグ)のニューヨーク・コスモスに所属する元イタリア代表FWアマウリがシチリアの地元紙『ジョルナーレ・ディ・シチリア』のインタビューに応じている。

 現在37歳のアマウリは2016年2月にトリノを退団。同9月からアメリカに拠点を移し、NASLでプレーを続けている。ブラジル出身のFWは2006年から2008年にかけて在籍していたパレルモでの仰天エピソードを明かした。

 2006-07シーズン、パレルモはUEFAカップ1回戦でウエスト・ハムと対戦。ファーストレグを1-0で制していたパレルモだが、当時の指揮官フランチェスコ・グイドリンはグループリーグ進出へ向けて、選手たちの気の緩みを心配していたようだ。アマウリは回想している。

「ある日の午後の練習場での出来事だが、決して忘れることはできない。UEFAカップのウエスト・ハム戦セカンドレグに向けて準備をしていた。するとロッカールームに(当時の指揮官フランチェスコ)グイドリンが大きな荷物を持って入ってきた」

「中から出てきたのはライフル銃だった。監督は僕や他の選手たちに銃を向けて叫んだ。“一撃を与えることはできた。ピッチへ行って今度は決着をつけよう”とね」

 突然、指揮官からライフル銃を突き付けられたものの選手たちが怯えることはなく、「(ファビオ)シンプリシオと一緒に吹き出しそうになるのを堪えていたのを思い出す。今でも懐かしく思い出す楽しいエピソードだったよ」と、アマウリは話している。なおウエスト・ハムとのセカンドレグだが、グイドリンの発破が功を奏したのか、パレルモは3-0で快勝している。
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP