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W杯出場が懸かった最終戦を前に…クロアチアが指揮官を解任、後任にダリッチ氏が就任

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解任となったアンテ・チャチッチ監督

 クロアチアサッカー連盟は7日、クロアチア代表を指揮するアンテ・チャチッチ監督(64)を解任し、ズラトコ・ダリッチ氏(50)が新監督となることを発表した。

 勝ち点16で首位を走っていたクロアチアは6日、W杯欧州予選で5位フィンランドと対戦。後半12分にFWマリオ・マンジュキッチのゴールで先制したが、追加点を奪えないでいると、終了間際の45分にまさかの失点。引き分けに終わり、首位の座から陥落していた。

 チャチッチ監督は、2015年9月にニコ・コバチ監督の解任を受けてクロアチア代表監督に就任。EURO出場に導いていた。ダリッチ新監督は、クロアチア国内のクラブや中東クラブで監督を務め、昨年はUAEのアルアインをAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準優勝に導いた。

 勝ち点17で並ぶウクライナとの大一番を前に指揮官に就任したダリッチ新監督は、「挑戦のための準備はできている。状況が良くないことはしているが、私は過去に目を向けたくない。ウクライナ戦に興味がある」と自信をのぞかせた。果たしてクロアチアは最終戦を制し、W杯出場に望みをつなげることはできるのだろうか。

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