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ジェコのスーパー弾などでローマが0-2から大逆転も…チェルシーが意地のドロー

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0-2から逆転を許したチェルシーだったが、辛くもドローに持ち込んだ

[10.18 欧州CLグループリーグ第3節 チェルシー3-3ローマ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第3節2日目が18日に行われた。グループCのチェルシー(イングランド)対ローマ(イタリア)の一戦は3-3で引き分けた。第4節は同対戦となり、ローマのホームで10月31日に行う。また同組のもう一試合、カラバフ(アゼルバイジャン)対アトレティコ・マドリー(スペイン)は0-0だったため、順位に変動はない。

 前半、ボール保持率で上回ったのはローマだったが、チェルシーが効率よく得点を重ねた。まずは前半11分、MFダビド・ルイスの縦パスはDFに跳ね返されたが、跳ね返りに反応したルイスがミドルレンジから豪快なシュートを蹴り込み、先制に成功。

 前半37分にはカウンターから左サイドでボールを受けたFWアルバロ・モラタがシュートを狙うと、DFに当たって右サイドへ。これが絶妙なクロスになり、MFエデン・アザールが右足ボレーで押し込んで、リードを2点に広げた。

 ローマも前半40分、左サイドから鋭いドリブルでエリア内に侵入したDFアレクサンダル・コラロフがそのまま左足シュート。DFに当たってややコースが変わるも、力強いシュートがゴールに突き刺さり、前半のうちに1点を返すことに成功した。

 さらにローマは後半に入ると、攻勢を強める。そして後半19分にはDFフェデリコ・ファシオの浮き球パスを、FWエディン・ジェコが左足ダイレクトで合わせるスーパーゴールで同点。同25分には左サイドからコラロフが上げたFKをジェコが頭に当てて流し込み、試合をひっくり返した。

 公式戦連敗中のチェルシーはまさかの3失点。『オプタ』によると、アントニオ・コンテ監督のチームが欧州CLで3失点を喫するのは初だという。負ければローマに首位逆転を許すことになるが、そこはチェルシーもさすがに意地を見せた。後半30分、FWペドロ・ロドリゲスの右クロスをアザールが後ろに下がりながら頭に当ててゴールにねじ込む。冷や汗を流したチェルシーだったが、辛くも勝ち点1を獲得した。

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