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本田2試合連続フル出場、無回転ミドルが得点に繋がるも…パチューカは3戦未勝利

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FW本田圭佑は攻撃をけん引したが、勝利に導くことは出来なかった

[10.18 メキシコ1部第10節 パチューカ2-2トルーカ]

 メキシコ1部の第10節が18日に行われた。FW本田圭佑の所属するパチューカはホームでトルーカと対戦し、2-2で引き分けた。パチューカは3戦勝ちなし(2分1敗)となった。

 この日の試合は先月19日に発生した大地震の影響で中止となっていた第10節の延期分。本田は今月14日に行った第13節に続く、2試合連続の先発出場となった。

 試合は前半からトルーカのペース。前半25分の1失点のみだったが、パチューカはほとんどチャンスを作ることが出来なかった。

 後半に入ると、トップから右MFにポジションを変えていた本田が、流れを作り出す。後半4分には本田が無回転気味のミドルシュート放つと、GKが弾いたボールをDFホセ・ジョアキン・マルティネスが押し込んで、試合を振り出しに戻した。

 直後の本田の絶妙な折り返しは得点に繋げることが出来なかったが、後半13分、MFホナタン・ウレタビスカヤの浮き球パスでDFの裏を取ったMFビクトル・グスマンが逆転弾を蹴り込み、パチューカが試合をひっくり返した。

 しかし今のパチューカはこのリードを守ることが出来ない。エリア内に入った浮き球をDFロドリゴ・サリナスに胸トラップで受けられると、右足で鮮やかなシュートを決められ、同点に追いつかれる。

 終盤はトルーカが退場者を出したため数的優位で試合を進めたパチューカだったが、勝ち越し点は奪えなかった。2試合連続のフル出場の本田は後半アディショナルタイムにもシュートを放つなど、最後まで諦めない姿勢をみせたが、勝利に導くことは出来なかった。

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