beacon

大迫EL初先発も…ケルンは開幕3連敗、公式戦11試合未勝利に

このエントリーをはてなブックマークに追加
[10.19 ELグループリーグ第3節 BATE1-0ケルン]

 ヨーロッパリーグ(EL)は19日、グループリーグ第3節を行い、FW大迫勇也の所属するケルン(ドイツ)は敵地でBATE(ベラルーシ)と対戦し、0-1で敗れた。大迫は2トップの一角でフル出場。ELは初先発となったが、得点に絡めず、チームも開幕3連敗を喫した。

 ブンデスリーガでも1分7敗の未勝利で最下位に低迷しているケルンはELも開幕2連敗中。グループリーグ突破に向けてあとがない状況で、1分1敗で勝ち点1の3位につけるBATEのホームに乗り込んだ。

 前半20分、右サイドでボールを持った大迫が中央に入れ、MFミロシュ・ヨイッチが右足でミドルシュートを狙ったが、GKの正面。同32分にはDFパベウ・オルコフスキの右クロスにFWジモン・ツォラーが頭で合わせる決定機をつくったが、GKが鋭い反応で弾き出し、こぼれ球に大迫も詰め切れなかった。

 スコアレスで折り返した後半10分、ホームのBATEが試合を動かす。左サイドから攻め込むと、FWニコライ・シグネビッチが胸でつなぎ、中央のMFミルコ・イバニッチが競ったこぼれ球をDFアレクセイ・リオスが左足で押し込んだ。

 1点を追う展開となったケルンは後半16分から187cmのFWセルー・ギラシーを投入し、大迫と2トップを組む。同25分にはヨイッチに代わってMFレオナルド・ビッテンコートが入り、局面の打開を図るが、1点が遠かった。

 0-1で敗れたケルンは開幕3連敗。リーグ戦も含めると、公式戦11試合勝ちなし(1分10敗)となった。今季公式戦での勝利は5部のレーアーTSを5-0で下した8月12日のDFBポカール1回戦のみ。不振にあえぐケルンが長いトンネルに迷い込んでいる。

●海外組ガイド
●EL17-18特集

TOP