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伊藤達哉、キャリア4試合目でバイエルン戦へ…ハンブルガーSV監督は再び起用法に言及

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評価が高まるMF伊藤達哉

 ハンブルガーSVのFW伊藤達哉は、バイエルン戦でも先発出場するのだろうか。21日に行われるブンデスリーガ第9節の試合を前に、マルクス・ギスドル監督は再びウィングの起用法についてコメントを残した。

 クラブの2軍に所属する伊藤だが、先月の第6節レバークーゼン戦で途中出場を果たすと、第7節ブレーメン戦、第8節マインツ戦でそれぞれスタメンに名を連ねている。そして、その堂々としたサイドで仕掛け続ける姿は一気にファンのハートをつかみ、クラブ側も早くもプロ契約を結ぶ考えを示唆したところだ。

 一方で、伊藤は先発出場した試合ではいずれも後半の早い時点で“燃料切れ”。途中交代を命じられ、体力的にはまだ1部の試合で90分間の稼働を見込めないことが一つの課題となっている。

 これについてギスドル監督は先日、本来HSVの左ウィングを務めるセルビア代表FWフィリップ・コスティッチの戦列復帰に触れながら、「イトウは残り30分時点で投入するのが理想的」と今後のサブ起用を検討していることをほのめかしていたが、バイエルン戦に向けての会見ではこのように話した。

「それぞれのスタミナに関してだが、コスティッチは長期に渡ってのケガから復帰したところで、イトウは体づくりを進めている段階にいる。1つのポジションにおいて、この2人がいるのはとても良いことだと思うよ」

 それぞれのコンディションが仕上がるまで、2人に必要なだけの時間を与えられる見解を示している。なお、バイエルンとのホームマッチではどちらを先発起用するのかについては、「これに関しては明かすつもりはないね」と一言。この試合での伊藤の起用法を明かさないものの、負傷などない限り、同選手の出場自体は確実と言えるようだ。

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