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仙台が攻めに攻めたが清水の守備を崩せず…スコアレスドローで勝ち点1を分け合う

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仙台vs清水はスコアレスドロー

[10.21 J1第30節 仙台0-0清水 ユアスタ]

 ユアテックスタジアム仙台で開催されたベガルタ仙台清水エスパルスの一戦は、スコアレスドローに終わった。仙台は連敗を止めたが、3試合白星なし(1分2敗)。清水は5試合白星なし(2分3敗)となっている。

 2連敗中の仙台は、得点はなかったもののボール支配率73%と主導権を握り、清水ゴールに迫った。前半7分、DF蜂須賀孝治が左サイドから折り返したボールをFW石原直樹が右足インサイドで面を作って合わせるが、わずかにゴール右に外れる。34分には、遠めのFKからMF三田啓貴が直接狙ったがGK六反勇治の胸におさまった。

 降格圏16位の広島と勝ち点2差で14位の清水は、DF松原后が出場停止で、攻撃の要であるFW鄭大世も負傷で離脱を余儀なくされた。前半10分には、PAギリギリ手前でFKを獲得し、FWチアゴ・アウベスが右足でふわっとしたシュートで狙う。これはGK関憲太郎のパンチングに阻まれ、こぼれ球からMFミッチェル・デュークが左足シュートを放ったが、DF増嶋竜也のブロックに阻まれる。21分にはカウンターから最後はチアゴが強烈な左足シュートを打ち込むも決めきれなかった。

 後半も仙台がMF野津田岳人、三田が果敢にシュートを打っていき、石原が何度も相手の背後に走り込んだ。対する清水は、押し込まれる時間が多く、相手陣内に攻め込んだとしてもクロスやラストパスで精度を欠き、ワンチャンスをものにすることができない。

 終盤に向けてはMF茂木駿佑やFWクリスランを投入した仙台の攻勢がさらに強まったが、最後まで清水の守備を崩すことができず、0-0でタイムアップ。ホームで勝ち点3を積み重ねることはできなかった。一方、清水は勝利とはならなかったが、アウェーで勝ち点1を得ている。

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