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富山GK飯田が引退を発表「苦しい思い出が多いが、最高の一年にして引退したい」

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現役引退を発表したGK飯田健巳

 カターレ富山は24日、GK飯田健巳(32)が今季限りで現役を引退すると発表した。ここまでJリーグ通算62試合に出場している。

 1985年生まれの飯田は神奈川県出身。向上高から上武大を経て、2008年に当時JFLだった栃木に入団した。09年には横浜FCに所属し、10年に栃木に復帰。11年からは7年間にわたって富山でプレーしている。

 飯田は富山の公式サイトを通じて、「降格を経験したり、苦しい思い出の方が多いような気もしますが、今年このチームで昇格をして、皆さんと最高の一年にして引退したいと思っています。是非、最後までスタジアムで一緒に戦って下さい」などとサポーターにメッセージを送っている。

コメント全文は以下のとおり

 今シーズンをもちまして現役を引退することを決意しました。

 栃木SC、横浜FC、カターレ富山と本当に素晴らしい方々との出会いがあり、クラブ関係者、チームメイト、スポンサーの皆様、そしてどんなときも応援してくださったサポーターの方々との出会いは一生忘れることのない宝物になりました。

 また、ここまで育ててくれた両親、プロ選手になるまで指導していただいた監督やコーチの方々、沢山の方々に支えられてここまでやってこられたことを改めて実感しています。本当にありがとうございました。

 そして、カターレ富山にいた7年間は本当に楽しく、充実した日々だったと思います。

 素晴らしいスタッフやチームメイトと出会うことができ、そして素晴らしいサポーターの前でサッカーをすることができました。降格を経験したり、苦しい思い出の方が多いような気もしますが、今年このチームで昇格をして、皆さんと最高の一年にして引退したいと思っています。是非、最後までスタジアムで一緒に戦って下さい。

 そして最後に、わがままでいつも迷惑をかけたけど、どんな時も応援し続けて支えてくれた妻、家に帰るといつも笑顔にさせてくれる息子に一番感謝しています。これからも家族と一緒にいられる喜びを今まで以上に噛みしめながら、この先の人生も大好きな家族と共に歩んでいきたいと思います。

 10年間応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

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