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主力不在のレアル、3部クラブに苦戦…PK2発で辛勝

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先制点となるPKを沈めたレアル・マドリーMFマルコ・アセンシオ(20)

[10.26 コパ・デル・レイ4回戦第1戦 フエンラブラダ0-2R・マドリー]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)は26日に4回戦第1戦を行い、レアル・マドリーが2部Bフエンラブラダ(実質3部)のホームに乗り込み、2-0の完封勝利を収めた。レアルのホームで行われる第2戦は11月29日に行われる。

 序盤にフィニッシュまで持ち込まれる場面を作られたレアルだが、徐々に押し込み始める。しかし、FWクリスティアーノ・ロナウド、FWカリム・ベンゼマ、MFルカ・モドリッチ、DFセルヒオ・ラモスら主力の多くが帯同していないチームは、なかなか決定機を創出できない。

 前半44分にはPA外でこぼれ球に反応したMFマルコス・ジョレンテが、胸トラップから強烈な右足シュートを放ったものの、GKジョルディ・コディナが触れたボールはクロスバーを叩いて先制点を奪うには至らなかった。

 0-0のまま迎えた後半もスコアが動かずに試合が進むが、同16分に右サイドから切れ込んだDFアシュラフ・ハキミがDFフランシスコ・ガルシアのファウルを誘ってレアルがPKを獲得。これをMFマルコ・アセンシオがきっちりと沈めてスコアを1-0とした。

 追加点を狙うレアルは後半26分、右サイドからハキミが送ったクロスからゴール前でフリーになったFWボルハ・マジョラルが強烈なヘディングシュートを放つも、好反応を見せたコディナに阻まれてしまう。

 しかし後半34分、PA内でDFテオ・エルナンデスがDFフランシスコ・カンデラに倒されて再びレアルがPKを獲得。さらに、このプレーでカンデラが一発退場となった。FWルーカス・バスケスが冷静にPKを蹴り込んでリードを広げたレアルが、そのまま逃げ切って2-0の完封勝利を収めた。

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