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乾のシュートから同点弾…エイバル、2点先行許すも今季初の2得点でドローに持ち込む

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攻撃にアクセントを加えたエイバルMF乾貴士

[10.29 リーガ・エスパニョーラ第10節 エイバル2-2レバンテ]

 リーガ・エスパニョーラ第10節2日目が29日に開催され、MF乾貴士が所属するエイバルレバンテをホームに迎え、2-2で引き分けた。2試合連続で先発出場を果たした乾は自身に得点はなかったものの、後半29分に生まれた同点弾を演出した。

 前半6分、ダイアゴナルランでPA内に入り込んでパスを受けた乾が、キレのある突破からグラウンダーのクロスを送るも味方に合わすことはできず。さらに同11分にはPA外でこぼれ球を拾うと、シュートのタイミングもあったが、ドリブルで敵陣深くまで切れ込んで送った折り返しを相手に阻まれてしまった。

 すると前半35分にレバンテに先制点を献上してしまう。FWイバン・ロペスの浮き球のパスからFWホセ・ルイス・モラレスに最終ラインの裏に抜け出されると、右足のシュートでネットを揺らされてスコアを0-1とされてしまう。さらに同37分にはモラレスの折り返しからMFエニス・バルディに右足で決められてリードを2点差に広げられてしまった。

 0-2とレバンテにリードを許したまま後半を迎えると、同5分に乾がPA外でファウルを受けると、DFアナイツ・アルビージャが鮮やかな直接FKを沈めてエイバルが1点差に詰め寄る。さらに同29分には、左サイドのMFダビド・フンカからパスを受けた乾が一気の加速でPA内に切れ込んで右足を一閃。強烈なシュートはGKラウール・フェルナンデスに阻まれたものの、こぼれ球をFWシャルレスが右足で押し込んで試合を振り出しに戻した。

 その後、勝ち越しを狙うエイバルが圧力を強めたが得点は生まれず。だが、レバンテに2点を先行されながらも今季初の2得点を奪ったエイバルは2-2のドローに持ち込んだ。

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