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[関東]慶大「1部に残す責任がある」 1部残留は専大、慶大、日体大のうち1つ…三つ巴で最終節へ

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慶應義塾大はDF佐藤海徳(2年=桐光学園高)が前半17分にPKを決めて先制に成功した

[11.11 関東大学1部L第21節 駒澤大1-2慶應義塾大 たつのこ]

 関東大学サッカー1部リーグ第21節が11日に行われ、慶應義塾大駒澤大に2-1で勝利した。連敗を2で止め、3試合ぶりの勝ち点3で、勝ち点を20に伸ばした慶大。順位は降格圏の11位のままだが、残留圏の10位に浮上した日本体育大と同勝ち点で運命の最終節を迎える。

 崖っぷちの慶應大が残留の可能性を残した。先制点が決まったのは前半17分、FWピーダーセン世穏(2年=トリップレッタユース)のプレーが相手のハンドを誘発。これで獲得したPKをDF佐藤海徳(2年=桐光学園高)が落ち着いて沈め、スコアを動かした。

 追加点も慶大が決める。前半41分、右サイドで獲得したCKを佐藤が蹴ると、ピーダーセンの頭にピタリ。「先週からち密に練習してきた」(ピーダーセン)というセットプレーから、リードを2点に広げた。

 後半は駒澤大の反撃に遭い、25分にはFKで作られた混戦をFW小田駿介(4年=瀬戸内高)に押し込まれて1点を返される。しかしその後は44分のGKからのロングボールを繋がれ、FW小口大司(4年=前橋育英高)に決定的な場面を作られたが、得点は与えず、2-1で逃げ切った。

 同日開催された試合で、慶大と勝ち点で並んでいた最下位の日体大が10位の専修大に2-0で勝利。慶大に得失点差でも並び、得点数で上回った日体大はが10位に浮上した。ただ慶大も専修大をかわしたことで11位のまま。日体大と慶大が勝ち点20で専修大が同18。同23の駒澤大も数字上は可能性を残すが、得失点差で大きく差をあけているため、実質3チームが1つの残留枠をかけて最終節を迎えることになった。

 最終節はいずれも18日に行われ、日体大は法政大、慶大は流通経済大、専修大は東洋大と対戦する。自力残留の権利は日体大が持つため、慶大と専修大はとにかく勝って、結果を待つしかない。慶大イレブンも勝つしかないと意気込む。ピーダーセンが「相手は関係ない。いいイメージを持っては入れたらいいなと思う」と力を込めれば、MF松木駿之介(3年=青森山田高)も「来年も1部でやりたいですし、僕は1年生から先輩たちに1部でやらせてもらっていい経験をさせてもらった。後輩たちにも1部の舞台でやってもらいたい。自分たちには1部に残す責任があると思う」と気合を入れ直していた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第91回関東大学1部L特集

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