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12年ぶりW杯出場を夢見るスウェーデン監督「主審の判定が有利に働いたとは思っていない」

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スウェーデンを率いるヤン・アンデション監督

 スウェーデン代表のヤン・アンデション監督が12日、イタリア代表とのロシアW杯欧州予選プレーオフ第2戦を前に記者会見に出席。有利な判定を受けたとの批判を一蹴し、本大会出場へ自信を見せた。

 スウェーデンは10日、イタリアをホームに迎えた第1戦を1-0で制し、W杯出場へ向けてあと1歩と迫っている。第1戦では、開始30秒でFWオラ・トイボネンのひじが相手DFレオナルド・ボヌッチの鼻に入り、骨折を負わすなど荒れた展開に。退場者が出てもおかしくなかったとの見方もあり、判定がスウェーデン寄りだったと批判の声も上がっている。

 しかし、アンデションはこれに異を唱えている。

「主審の判定が有利に働いたとは思っていない。明日の主審のことも信頼している。きっと上手く裁いてくれるだろうし、選手たちもスポーツマンシップにのっとって良いプレーを見せてくれるだろう。W杯へ行きたい。行ける確率がどれほどかは分からないが、チャンスは大きいはずだ。ウチの強みは組織力だ」

『スカイ・スポーツ』によれば、スウェーデンは累積停止明けのDFミカエル・ルスティグが先発に復帰するほか、第1戦で決勝点をマークしたMFヤコブ・ヨハンソンがスタメンに名を連ねることになるという。

 一方、イタリア代表はFWマノーロ・ガッビアディーニが2015年以来となる先発復帰を果たす見込みとなっているほか、中盤にMFジョルジーニョ、MFアレッサンドロ・フロレンツィの起用が予定されている。鼻骨骨折のボヌッチはプロテクターのマスクを着用してのプレーとなる。

 なお会場の「ジュゼッペ・メアッツァ」には、7万人を超えるイタリアサポーターが押しかけると見込まれているほか、2006年ドイツ大会以来12年ぶりとなる本大会出場を夢見るスウェーデンのサポーターも、約1500人がミラノに駆けつけるという。スタジアム周辺には総勢400人の警官が動員され、運命の一戦の行方を見守ることになる。

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