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[関東]最下位で最終節、他会場AT被弾で専修大が“奇跡の逆転1部残留劇”「最高の雰囲気でした!」

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奇跡の残留劇から一夜明けた専修大イレブン

 関東大学サッカー1部リーグは、下位3チームのうち、2チームが2部降格するという状況で最終節で迎えていた。対象となっていたのは、勝ち点で並ぶ10位・日本体育大と11位・慶應義塾大、そして勝ち点2差で最下位の専修大だった。

 最も不利な状況にいたのは専修大だったが、前半15分にFW岸晃司(2年=川崎F U-18)が頭で奪ったゴールを守り抜いて、東洋大に1-0で勝利した。後半38分にはDF西村慧祐(2年=習志野高)が退場する難しい展開だったが、最低条件の勝ち点3を積み上げていた。

 気になる他会場の結果は全く耳に入っていなかった。そして勝利したあとも、スタンドの応援席が盛り上がっていなかったことから、イレブンは降格が決まったと思ったという。しかし歓喜の瞬間はすぐに訪れた。センターサークル付近での整列が終わり、相手ベンチにあいさつに行く際にスタンドから歓声が上がったのだ。

 実は対象だった慶大はすでに流通経済大に1-3という状況だったが、後半アディショナルタイムまでリードしていた日体大が、法政大に土壇場で追いつかれたのだ。この結果、勝ち点で日体大に並び、得失点差で上回る専修大に、土壇場で1部残留が転がり込んだ。

 諦めかけていたという主将DF田口圭介(4年=国士舘高)も歓声が上がったことで驚いた。「スタンドから歓声が上がって、それで気づいたという感じです」。前節、日体大との直接対決に敗れ、最下位に転落してからの奇跡の残留劇。OBらから『絶対残留しろ』と発破をかけられていたという田口は、「最高の雰囲気でした!」と奇跡を笑顔で振り返った。

(取材・文 児玉幸洋)
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