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大迫ケルン、アーセナル撃破で背水から2連勝!!最終節はGL突破かけた直接対決へ

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1トップで先発したFW大迫勇也

[11.23 ELグループリーグ第5節 ケルン1-0アーセナル]

 ヨーロッパリーグ(EL)は23日、グループリーグ第5節を行い、FW大迫勇也の所属するケルン(ドイツ)はホームでアーセナル(イングランド)と対戦し、1-0で勝利した。大迫は1トップで先発し、後半28分までプレー。ケルンはEL2連勝でグループ最下位から2位に浮上し、最終節に望みをつないだ。

 すでに突破を決めているアーセナルは主力を温存させ、前節のトッテナム戦(2-0)から11人を変更。一方、EL3連敗を喫したケルンは敗退の可能性もあった前節で大迫が2ゴール1アシストと大活躍し、EL初勝利。今節も△●で敗退決定の可能性があったが、背水から意地を見せた。

 1トップで先発した大迫はなかなかいい形で攻撃に絡めず、ケルンはアーセナルに押し込まれる展開が続く。前半30分にはFWオリヴィエ・ジルーとのワンツーで左サイドを崩したMFフランシス・コクランが決定的なシュートを放ったが、これは左ポスト直撃。ケルンは前半35分、DFドミニク・マローが負傷交代となり、DFコンスタンティン・ラウシュが投入された。

 スコアレスで折り返した後半もアーセナルが主導権を握り、ケルンは守勢に回ったが、ワンチャンスを生かして試合を動かした。後半16分、PA内左を縦に仕掛けたFWセルー・ギラシーが倒され、PKを獲得。ギラシーが自らキッカーを務めると、右足で真ん中に蹴り込み、貴重な先制点を奪った。

 リードを奪ったケルンは後半28分、大迫をベンチに下げてMFマティアス・レーマンを投入。守備を固めて最後までアーセナルの攻撃に耐え凌ぎ、1点を守り抜いた。1-0で完封勝利をおさめたケルンはEL2連勝でグループ2位に浮上。最終節は12月7日に行われ、勝ち点6で並ぶレッドスター(セルビア)との直接対決でグループリーグ突破を争うことになった。

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