beacon

ヤングが560日ぶりゴール含む2発!粘るワトフォードを退けてマンUが3連勝

このエントリーをはてなブックマークに追加

4点目を決めたジェシー・リンガードに飛びつくアシュリー・ヤング

[11.28 プレミアリーグ第14節 ワトフォード2-4マンチェスター・U]

 プレミアリーグは28日、第14節を行った、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でワトフォードと対戦し、4-2で勝利した。

 前節ブライトンに苦戦しながらも1-0で勝利したユナイテッドは、中2日で迎えたこの試合はスタメンを2人変更し、MFフアン・マタとFWマーカス・ラッシュフォードに代え、DFマルコス・ロホとMFジェシー・リンガードを起用。ロホが入ったことで3バックとし、MFアシュリー・ヤングとMFアントニオ・バレンシアがウイングバックに入っている。

 立ち上がりから攻めていたのはワトフォードだった。だが、ユナイテッドの先制点から試合の流れはガラッと変わった。前半19分、敵陣中央でFWロメル・ルカクのくさびのパスをリンガードが反転からPA左手前につなぐ。ヤングのファーストタッチは浮いてしまったが、素早く右足ボレーを放つと、ゴール左下の絶妙なコースを突いて先制のゴールネットを揺らした。

 前節ブライトン戦ではオウンゴールだったが、2016年5月17日以来、560日ぶりのゴールを挙げたヤング。前半25分には、ゴール正面の絶好の位置で得たFKのキッカーを務めると、右足から蹴り出されたシュートは大きくカーブを描きながら左サイドネットに突き刺さり、2-0とした。

 完全にユナイテッドの流れとなると、前半32分に相手の中途半端なクリアボールをルカクがダイレクトでつなぎ、PA手前からFWアントニー・マルシャルが右足でゴール右隅に流し込み、3-0。45分にも決定機が訪れたが、ルカク、リンガードのシュートはGKエウレーリョ・ゴメスに立て続けに防がれた。直後にはワトフォードのFWリシャルリソンのヘディングシュートがクロスバーを叩いたが、ユナイテッドは無失点で前半を終えた。

 後半9分、ユナイテッドにアクシデント発生。MFネマニャ・マティッチが足を引き釣りながらピッチを後にし、MFアンデル・エレーラとの交代を余儀なくされた。すると、前半のような攻撃が見られず、29分にはリンガードのクロスからMFポール・ポグバがヘディングシュートを放つも決めきれず、ユナイテッドにとって嫌な流れが漂い始める。

 ワトフォードは後半31分、PA右から中央へ仕掛けたMFロベルト・ペレイラがロホに倒されてPKを獲得。これをFWトロイ・ディーニーが冷静にゴール左隅に沈め、反撃の狼煙を上げる。39分には、PA右からMFアンドレ・カリージョが低い弾道のクロスを入れ、MFアブドゥライェ・ドゥクレが右足で合わせて2-3。1点差に詰め寄った。

 しかし、ワトフォードの希望をユナイテッドの14番が打ち砕く。後半41分、自陣でボールを受けたリンガードが単独突破。相手DFに囲まれながらも巧みなボールさばきでPA手前まで運び、圧巻のゴールで試合を決定づけた。試合は4-2でタイムアップ。ユナイテッドが3連勝を飾った。

●プレミアリーグ2017-18特集

TOP