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ガットゥーゾ新監督が待望の初勝利!ボナベントゥーラ2発でミランは4試合ぶりの白星

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MFジャコモ・ボナベントゥーラが2得点を決めた

[12.10 セリエA第16節 ミラン2-1ボローニャ]

 セリエAは10日に第16節を行い、ミランはホームでボローニャと対戦し、2ー1で勝利した。

 ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督就任から2試合でいまだ1敗1分と勝利がないミラン。新体制後初となるホームでの試合で、ミランは7日のヨーロッパリーグ(EL)第6節・リエカ戦(0-2)からメンバー全員を変更し、4-3-3の布陣を敷いた。

 ミランが前半10分に先制に成功する。右サイドのDFイグナツィオ・アバーテから最前線にボールを送ると、FWニコラ・カリニッチが得意のポストプレーでボールを落とす。すると、MFジャコモ・ボナベントゥーラが詰めて右足シュートを放ち、ゴールに突き刺した。

 ミランは前半12分にFWファビオ・ボリーニが左足シュートを、また同16分にはMFフランク・ケシエが左足シュートを放つなど前線はテンポ良く攻撃を仕掛ける。しかし、同23分にゴールを奪ったのはボローニャ。FWマッティア・デストロが左サイドから巧みなドリブルでDFマテオ・ムサッキオを置き去りにして中央に折り返し、FWシモーネ・ベルディが左足ボレーで同点弾を決めた。

 前半を1-1で折り返し、後半に入ってもスコアを動かせないミランは後半14分以降にFWパトリック・クトローネとFWアンドレ・シウバを投入し、4-4-2に布陣を変更。すると同31分にミランに待望の勝ち越しゴールが決まる。右サイドのボリーニからアーリークロスが入り、ゴール前のボナベントゥーラが打点の高いヘディングシュートを叩き込んで2-1とした。

 得点直後にはボローニャに猛攻を浴びるものの、守り切ったミランが2-1でリーグ戦4試合ぶりの勝利。ガットゥーゾ新監督にとって初の白星となり、ミランは暫定で順位を8位から7位に上げている。

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