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「絶対的な存在」アーセナル戦で奮闘の吉田麻也に英メディアが高評価

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英メディアがDF吉田麻也に高評価

 サウサンプトンは、10日に行われたプレミアリーグ第16節でアーセナルと1-1で引き分けた。この試合で先発したDF吉田麻也は、イギリスメディアから高い評価を受けている。

 ホームで3試合ぶりの勝利を狙ったサウサンプトンは、開始3分で相手のミスを見逃さず、FWチャーリー・オースティンのゴールで先制する。その後は自陣に構え、カウンターから好機を作っていくが、なかなか得点を奪えないでいると、88分にFWオリビエ・ジルに同点弾を許し、土壇場で引き分けることとなった。

 この試合でキャプテンマークを巻いて出場した吉田は、これがプレミアリーグ先発出場100試合目。メモリアルマッチで堅守に貢献した日本代表DFに、イギリスメディアは高評価を与えている。

『Daily Mail』は、吉田に「7」と及第点以上をつけた。「セインツの絶対的な存在は、DFラインの中心的な役割を担った」と、チームに欠かせない存在となっていると述べた。チーム最高点は、先制点を決めたオースティンと、MFドゥシャン・タディッチ。タディッチには、「もし(アーセナルFW)アレクシス・サンチェスが5000万ポンドなら、このプレイメーカーはいくらなんだ?」と評している。

 その一方で、同メディアはアーセナルの選手には低めの評価を与え、特に失点につながるミスを犯したDFペア・メルテザッカーには「先制点でミス。ペースと機動力に欠け、途中交代となった」と酷評。「4」と厳しい評価をつけている。

 また、『Sky Sports』は日本代表DFにチーム最高タイとなる「7」をつけた。CBでは最高の評価を受けている。サウサンプトンの選手は8人が「7」となっており、好パフォーマンスをみせたことを評価している。

 サウサンプトンで厳しいポジション争いに巻き込まれている吉田だが、指揮官からも現地メディアからも高い評価を受けているようだ。

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