beacon

代理人が契約無効を主張と報道のドンナルンマ、根拠となった「精神的虐待」発言を否定

このエントリーをはてなブックマークに追加

18歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマの去就に注目が集まる

 ミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマが14日、インスタグラム(@gigiodonna99)を更新し、騒動となった一件を否定した。

 先日、ドンナルンマの去就に関する報道が波紋を呼んだ。今夏、ミランと契約を更新した際、ドンナルンマが精神的虐待を受けていたとして、代理人のミーノ・ライオラ氏が契約の無効を主張していると報じられた。この主張が認められた場合、2018年6月末までとなっていた以前の契約が適用され、シーズン終了後に移籍金ゼロで退団が可能になる。

 このため、13日に行われたコッパ・イタリア5回戦ミラン対ヴェローナ(3-0)では、一部のミランサポーターが反発。ドンナルンマを批判する横断幕が掲げられたほか、同選手がボールに触るたびに抗議の笛が浴びせられた。

 ドンナルンマはサポーターからの抗議にショックを受けたことをSNSで綴りつつも、報道の内容を否定した。

「酷い夜だった。想像していなかった。僕は契約にサインするとき精神的虐待を受けたなんて、言ってもないし書いてもない。それでも僕は前を向いて次戦のことを考える。フォルツァ(頑張れ)ミラン!」

 一方、ライオラ氏は「チームプロジェクトの破たんという本当の問題を隠すためにジージョ(ドンナルンマ)を利用している」と述べ、マッシミリアーノ・ミラベッリSD(スポーツディレクター)を非難。ミラン側の策略であると主張した。

 だがツイッター上では、ファンの間で「ジージョ・モッラロ(ジージョ、彼から離れろ)」とのハッシュタグが広まっており、高額移籍により利益を上げることで有名なライオラ氏との決別を勧める声が上がっている。なお、過去にチーム愛を貫くためにライオラ氏と袂を分かった選手として、ナポリのMFマレク・ハムシクが知られている。

●セリエA2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP