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不運な“ポスト”プレーヤー…ベンゼマ、枠に嫌われた回数が得点数を上回る

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レアル・マドリーFWカリム・ベンゼマ

 ポスト、ポスト、またポスト。ここ最近、レアル・マドリーFWカリム・ベンゼマがシュートを放つたびに見られる光景だ。

 13日に行われたクラブW杯準決勝アルジャジーラ戦では、後半21分と同23分に放ったシュートが立て続けにポストを直撃。さらに23日に行われたバルセロナとの『クラシコ』では、前半43分にDFマルセロのクロスから決定的なヘディングシュートを放ったものの、ボールはまたもやポストに嫌われてゴールを奪うことができなかった。

 英紙『エクスプレス』によると、ベンゼマは今季の公式戦で5ゴールを奪っているものの、ポストに嫌われた回数が6回となり、ゴール数を上回ったことを紹介している。

 クラシコでは後半21分にピッチを去る際に、ホームのサポーターからブーイングを浴びせられるなど、マドリディスタからの信頼も失っている様子だが、ジネディーヌ・ジダン監督の信頼は厚い。クラブ公式ウェブサイトによると、指揮官は「いつでも自分は自分の選手を擁護する」と語っている。

「今はとても厳しい状況だ。いつでも彼に向けてブーイングが飛んでいる。偉大な選手が不調なときには、よくあることだ。だが、自分は諦めないし、彼もそうだ。自分たちは多くの批判を受けるが、今まで以上に強くなって戻ってくる」

 17年の公式戦はすべて終了した。18年を迎えたとき、指揮官の信頼に応えるようなゴールラッシュを、ベンゼマは披露することができるだろうか。

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