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アトレティコ、1月のグリエーズマン退団を否定…獲得を目論むマンUとバルサを牽制

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去就が騒がれ続けるFWアントワーヌ・グリーズマン

 アトレティコ・マドリーは、FWアントワーヌ・グリーズマンの獲得を目指すマンチェスター・ユナイテッドとバルセロナに警戒心を示している。

 今夏、マンチェスター・ユナイテッドが獲得を強く望み、移籍成立に大きく近づいたグリエーズマンだが、結果的に残留が決定。しかし、プレミアリーグのクラブは今冬も同選手の獲得に再挑戦すると考えられており、先日フランス代表FWの家族と面会したとされる、バルセロナとの争奪戦を繰り広げるのではないかとされている。

 チームを指揮するディエゴ・シメオネ監督も先日「適切なオファーがあればグリエーズマンの移籍を許可する可能性がある」と話しており、一気にアトレティコ・マドリー退団へと傾くかに思われていた。しかし、クラブのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは、スペインの番組内でエースの退団に徹底抗戦の構えを見せた。

「アトレティコは今冬や来夏にグリエズマンを売るつもりはない。彼は非常に重要な選手で、彼自身もチームもここで成長を続けている。我々はチームがこのまま成長を続けてくれることを望む。グリエズマンの将来を我々が決められるわけではないが、少なくとも夏までにここから離れることはできない。今夏は彼を引き留めるために相当な努力をしたが、来夏も同様に努力することになるだろう」

 また、2022年までクラブとの契約を残すグリエズマンの違約金は来年7月まで2億ユーロ(約264億円)に設定されている。そのため、同CEOは「1月に彼の獲得を望むなら2億ユーロが必要だ」とフランス代表FWの獲得を狙うクラブに対し、牽制の構えを見せている。

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