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サンチェスは1月のシティ行きを強く希望…チームメイトとの関係は修復不可能か

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アレクシス・サンチェスの放出は止められない?

 アーセナルFWアレクシス・サンチェスは、1月の移籍市場でマンチェスター・シティ移籍を強く望んでいるようだ。『Goal』の取材で明らかになった。

 今夏のマーケットで、最終日に6000万ポンドの移籍金で成立間近に迫っていたサンチェスのシティ行き。しかし、アーセナルが代役を確保できなかったため、取引は実現しなかった。

 サンチェスはこれに激怒し、アーセナルでのプレーを拒否したと伝えられていた。この時期に、シティは1月のマーケットで獲得することを約束。代理人と条件面でも合意した伝えられている。

 しかし先週のレポートによると、プレミアリーグ首位を独走するシティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、スカッドのバランスを崩すことを望んでおらず、来夏フリーで獲得することを希望しているという。

 それでも、サンチェスは1月の移籍を強く望んでいるようだ。『ガーディアン』によると、数試合欠場した後アーセナルに復帰しプレーを続けていたチリ代表FWだが、チームメイトとの関係は悪化の一途をたどっているという。サンチェスの後半アディショナルタイムの決勝弾で勝利した第13節のバーンリー戦後、ゲームキャプテンを務めるDFローラン・コシールニーとロッカールームで衝突したことが報告されており、『デイリー・メール』も16節のサウサンプトン戦後に同じようなことが起きたと報じている。

 また『Goal』の取材で、アーセン・ベンゲル監督は否定していたが、サンチェスはクリスマスにチリに帰国したことがわかっている。パリの空港で目撃されたことからパリSGへの移籍も騒がれたが、これはイギリスに戻るために立ち寄っただけのようだ。

 アーセナルの選手やベンゲル監督も、チームメイトと関係が修復不可能にまでなっているというサンチェスが、契約更新するつもりがないことを理解しており、すでに放出の準備も始めているという。昨季プレミアリーグで唯一、2桁得点・アシストを記録したチリ代表FWは、冬のマーケットで念願のシティへ移籍することになるのだろうか。

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