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川崎F出戻りの大久保は“マトリョーシカ”で登場「1年で戻ってきました」

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川崎Fに1年で“出戻り”となったFW大久保嘉人

 川崎フロンターレは21日、神奈川県川崎市のカルッツかわさきで新体制発表会見を行い、FC東京から2年ぶりに復帰したFW大久保嘉人、横浜FMから完全移籍で加入したMF齋藤学ら新加入選手7人も出席した。

 FW赤崎秀平(←鹿島)、MF鈴木雄斗(←山形)、MF下田北斗(←湘南)、MF脇坂泰斗(←阪南大)、MF守田英正(←流通経済大)、齋藤の6人は客席側から登場。サポーターとハイタッチをかわしながら一人ずつ壇上に上がり、ユニフォーム姿を披露した。

 その後、ロシアW杯イヤーにちなみ、マトリョーシカ人形をイメージした巨大な“大久保人形”が台車に乗ってステージに現れると、一つずつ人形を取っていき、最後は昨季所属したFC東京ユニフォーム姿の“大久保人形”の中から大久保本人が膝をついて祈る“ビスマルクポーズ”で登場。4番の新しい背番号には、場内からもどよめきの声があがった。

「1年で戻ってきました」。サポーターの前で挨拶に立った大久保はそう苦笑いを浮かべ、「去年“ちょっと”移籍して、外から川崎フロンターレの試合をほぼ毎試合見ていた。一回出て感じたのは、やっぱり好きなんだなと」と、あらためて“川崎F愛”を強調。自分が移籍した昨季、チームが悲願の初タイトルを獲得したとあって、「フロンターレにまた戻ってこれてすごくうれしいし、自分もタイトルを取りたいです」と切実な思いを吐露し、場内の笑いを誘った。

(取材・文 西山紘平)

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